フロイトの名言36選【心に響く名言|心理学・精神分析・夢・性】

フロイト 名言

この記事では、『フロイトの名言』を厳選して紹介しています。

フロイトの名言には「夢は現実の投影であり、現実は夢の投影である。」「あらゆる生あるものの目指すところは死である。」など、心に響く名言が多数あります。

オーストリアの精神医学者で、主著「夢判断」「精神分析入門」などを世に残し、精神分析を創始した、フロイトの名言をご堪能ください。

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フロイトはどんな人物?

名前:フロイト(Sigmund Freud)
誕生:1856年
没年:1939年
国籍:オーストリア
職業:精神医学者
名言:「夢は現実の投影であり、現実は夢の投影である。」「あらゆる生あるものの目指すところは死である。」など

フロイトはオーストリアの精神医学者です。

人間の心理生活を無意識の領域内に抑圧された性的衝動(リビドー)の働きとその制御という観点から分析することを提唱し、精神分析を創始しました。

フロイトの著作には「夢判断」「日常生活の精神病理学」「精神分析入門」などがあります。

フロイトの名言36選【心に響く名言|心理学・精神分析・夢・性】

ここからは、フロイトの名言を厳選して紹介していきます。

夢は現実の投影であり、現実は夢の投影である。

フロイトの名言

夢の解釈は、無意識の活動を熟知する王道である。

フロイトの名言

あらゆる生あるものの目指すところは死である。

フロイトの名言

生きる意味や価値を考え始めると、我々は気がおかしくなってしまう。生きる意味など、存在しないのだから。

フロイトの名言

あらゆるものの中心に愛を置き、愛し愛されることに至上の喜びを見出せたとき、幸福は訪れる。

フロイトの名言

幸福になる方法は、自分で実験してみなければ分からない。

フロイトの名言

愛情をケチってはいけない。元手は使うことによって取りもどせるものだ。

フロイトの名言

最初に言葉で譲歩すれば、その次にはだんだんと事実についても譲歩してしまうものだ。

フロイトの名言

ほとんどの人間は実のところ自由など求めていない。なぜなら自由には責任が伴うからである。みんな責任を負うことを恐れているのだ。

フロイトの名言

自ら進んで求めた孤独や他者からの分離は、人間関係から生ずる苦悩に対してもっとも手近な防衛となるものである。

フロイトの名言

人間は自分のコンプレックスを除去しようとつとめるべきではなく、それと調和を保つようにつとめるべきです。

フロイトの名言

愛されていると確信している人間はどれほど大胆になれることか。

フロイトの名言

母親から特別に気に入られ育った者は、一生征服者の感情を持ち、その感情がしばしば本当の成功を引き起こす原因になる。

フロイトの名言

子供が遊ぶ動機は、「大人になりたい」である。この願望は子供を教育する上で重要になる。

フロイトの名言

人生は個人にとっても人類にとっても、等しく耐えがたいものである。

フロイトの名言

知性の声は小さい。

フロイトの名言

思考とは、行動の予行演習に他ならない。

フロイトの名言

「否定と出会う」ことが出発点である。

フロイトの名言

自分に完全に正直でいることは、よい修練になる。

フロイトの名言

自分に対してとことん正直になること、それが心身によい影響を与えるのである。

フロイトの名言

力は、あなたの弱さの中から生まれるのです。

フロイトの名言

忘れるのは、忘れたいからである。

フロイトの名言

人は不快な記憶を忘れることによって防衛する。

フロイトの名言

錯誤行為 —言い違い、聞き違い、読み違い、書き違いは受ける側の願望を表わしてる。

フロイトの名言

恋に落ちているときほど、苦痛に対して無防備であることはない。

フロイトの名言

非常に強い悲しみというのは、時間が経つと薄らぐだろう。しかし、失われた者の代わりというのは、絶対に有り得ない。どんなに心の中にあいた穴を埋めようとしても、また埋められたと思っても、絶対に、それは最初のものの代わりにはなり得ない。

フロイトの名言

秘密を守り通せる人間はいない。口を堅く閉じれば、今度は指先がしゃべり出す。全身の毛穴から裏切りがにじみ出るのだ。

フロイトの名言

心とは氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う。

フロイトの名言

インスピレーションが湧かないときはこっちから迎えにいく。

フロイトの名言

ユーモアと言うものは機知や滑稽と同じく何かしら我々の心を開放するものを持つのみならず、何かしら魂を抑揚させるようなものを持っている。

フロイトの名言

エネルギッシュで成功する人間は、欲望という幻想を現実に変えることに成功する人間である。

フロイトの名言

人生の目的に対する疑問点は無限といってよいほどにしばしば提出されてきているが、ついぞ満足できるような答えが与えられたことはない。また、そのような答えはおそらく決して許されないものなのだろう。

フロイトの名言

宗教はたとえそれが愛の宗教と呼ばれようと、その外にいる人々には過酷で無情なものである。

フロイトの名言

宗教は、人間一般の強迫神経症である。

フロイトの名言

30年に渡って女性心理を研究してきたにもかかわらず解答の出せない問題は「女性が何を求めているか」である。

フロイトの名言

フロイトの本・関連書籍を紹介

ここからは、フロイトのおすすめの本や関連書籍を紹介します。

フロイトの本おすすめ①:精神分析入門講義 (上・下)


精神分析入門講義 (上) (岩波文庫 青 642-2)


精神分析入門講義(下) (岩波文庫 青642-2)

『精神分析入門講義』は、ジークムント・フロイトが一般聴衆向けに行った講義をまとめた、精神分析理論の体系的入門書です。

夢分析、無意識、抑圧、神経症、性的欲動などの核心概念を平易に解説し、人間の心的活動を意識と無意識の相互作用として描きました。

また、宗教や文化現象にも精神分析的視点を応用しています。

本書は心理学の基礎を築いた古典であり、フロイト思想の全貌を理解するための最良の導きです。

フロイトの本おすすめ②:夢判断 上 下 


夢判断 上 (新潮文庫 フ 7-1)


夢判断 下 (新潮文庫 フ 7-2)

『夢判断』は、フロイトが夢の心理的メカニズムを体系的に分析した精神分析学の基礎的著作です。

フロイトは夢を「無意識への王道」と位置づけ、夢の内容が抑圧された欲望の象徴的表現であると論じました。

フロイトは夢の構造を顕在内容と潜在内容に分け、連想や象徴解釈を通じて無意識の働きを解明します。

この本は人間の深層心理を科学的に探究した画期的な作品であり、心理学・文学・芸術にも多大な影響を与えました。

フロイトの本おすすめ③:日常生活の精神病理


日常生活の精神病理 (岩波文庫 青642-1)

『日常生活の精神病理』は、フロイトが人間の無意識的行動を日常の中から分析した心理学の名著です。

言い間違い、物忘れ、勘違い、失敗行動などの“ささいな誤り”を通じて、抑圧された欲望や無意識の働きが表出することを示しました。

理性的に見える日常の背後に、深層心理が作用しているという発見は、人間理解を根本から変えました。

本書は無意識理論を具体的事例で解き明かした精神分析の実践的入門書です。

フロイトの本おすすめ④:フロイト、無意識について語る


フロイト、無意識について語る (光文社古典新訳文庫 Bフ 1-7)

『フロイト、無意識について語る』は、フロイトが自身の理論の核心である「無意識」について平易に語った講義・論考をまとめた書です。

フロイトは、人間の行動や感情の多くが意識ではなく無意識の力に支配されていると説き、抑圧・夢・言い間違いなどを通じてその働きを明らかにします。

無意識の理解が自己洞察と精神治療に不可欠であることを示し、近代心理学に新たな地平を開きました。

この本はフロイト思想の核心を伝える入門的名著です。

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