この記事では、『渋沢栄一の名言』を厳選して紹介しています。
渋沢栄一の名言には『商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ。』や『もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である。』など、心に響く名言が多数あります。
日本の実業家で、製紙・紡績など多くの企業設立に関与し、財界の大御所として活躍した、渋沢栄一の名言をご堪能ください。
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目次
渋沢栄一はどんな人物?
名前:渋沢栄一(しぶさわ えいいち)
誕生:1840年3月16日
没年:1931年11月11日
国籍:日本
職業:実業家
名言:「商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ」「もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である」など
渋沢栄一は日本の実業家で、武州血洗島村(埼玉県深谷市)の豪農の子どもです。
初めは幕府に仕え、明治維新後、大蔵省に出仕。辞職後に第一国立銀行を経営し、製紙・紡績など多くの企業設立に関与し、財界の大御所として活躍します。
引退後は、社会事業・教育に尽力しました。
渋沢栄一の名言66選【道徳・商売・努力・論語と算盤|偉人の名言】
ここからは、渋沢栄一の『心に響く名言』を紹介していきます。
商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ。
渋沢栄一の名言
もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である。
渋沢栄一の名言
日々に新たにしてまた日に新なりは面白い、すべて形式に流れると精神が乏しくなる、なんでも日に新の心懸けが肝要である。
渋沢栄一の名言
全て形式に流れると精神が乏しくなる。何でも日々新たにという心がけが大事である。
渋沢栄一の名言
一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である。
渋沢栄一の名言
人は死ぬまで同じ事をするものではない。理想にしたがって生きるのが素晴らしいのだ。
渋沢栄一の名言
事業には信用が第一である。世間の信用を得るには、世間を信用することだ。個人も同じである。自分が相手を疑いながら、自分を信用せよとは虫のいい話だ。
渋沢栄一の名言
どんなに勉強し、勤勉であっても、上手くいかないこともある。これは機がまだ熟していないからであるから、ますます自らを鼓舞して耐えなければならない。
渋沢栄一の名言
論語とソロバンというかけ離れたものを一つにするという事が最も重要なのだ。
渋沢栄一の名言
人は全て自主独立すべきものである。自立の精神は人への思いやりと共に人生の根本を成すものである。
渋沢栄一の名言
ただそれを知っただけでは上手くいかない。好きになればその道に向かって進む。もしそれを心から楽しむことが出来れば、いかなる困難にもくじけることなく進むことができるのだ。
渋沢栄一の名言
できるだけ多くの人に、できるだけ多くの幸福を与えるように行動するのが、我々の義務である。
渋沢栄一の名言
信用はそれが大きければ大きいほど、大いなる資本を活用することができる。世に立ち、大いに活動せんとする人は、資本を造るよりも、まず信用の厚い人たるべく心掛けなくてはならない。
渋沢栄一の名言
そもそも多能は聖人の本色ではないとしても、多能なるくらいの種々の経験ある人にあらざれば、真正の聖人となり得ざるべし。
渋沢栄一の名言
たとえその事業が微々たるものであろうと、自分の利益は少額であろうと、国家必要の事業を合理的に経営すれば、心は常に楽しんで仕事にあたることができる。
渋沢栄一の名言
長所を発揮するように努力すれば、短所は自然に消滅する。
渋沢栄一の名言
親から子に対して孝を励めよと強ゆるのは、かえって子を不孝の子たらしむるものである。
渋沢栄一の名言
私は他人が掛物とか屏風とかその他の書画骨董に金を出すと同様に、慈善事業に金を費やすことをもって一種の道楽と思うているくらいである。
渋沢栄一の名言
四十、五十は洟垂れ小僧、六十、七十は働き盛り、九十になって迎えが来たら、百まで待てと追い返せ。
渋沢栄一の名言
我も富み、人も富み、しかして国家の進歩発達をたすくる富にして、はじめて真正の富と言い得る。
渋沢栄一の名言
真の富とは、道徳に基づくものでなければ、決して永くは続かない。
渋沢栄一の名言
世の人が元気をなくしており、社会の発展が停滞している。いままでの仕事を守って間違いなくするよりも、さらに大きな計画をして発展させ、世界と競争するのがよいのだ。
渋沢栄一の名言
我が人生は、実業に在り。
渋沢栄一の名言
一家一人の為に発する怒りは小なる怒りにて、一国の為に発する怒りは大いなる怒りである。大いなる怒りは、国家社会の進歩発展を促す。
渋沢栄一の名言
自分が信じないことは言わず、知ったからには必ず行うという思いが強くなれば、自然に言葉は少なく、行動は素早くなる。
渋沢栄一の名言
道は誰でも行うことができる。人はみな道を行うだけの力がある。ただその道と力との大きさに差があるだけである。
渋沢栄一の名言
富者をうらやんで、これを嫉視するのは、自分の努力の足りぬ薄志弱行のやからのやることだ。幸福は自らの力で進んで、これを勝ち取るのみだ。
渋沢栄一の名言
夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。
渋沢栄一の名言
一個人がいかに富んでいても、社会全体が貧乏であったら、その人の幸福は保証されない。その事業が個人を利するだけでなく、多数社会を利してゆくのでなければ、決して正しい商売とはいえない。
渋沢栄一の名言
お金をたくさん集めて、たくさん使うことで社会を活発にし、経済の発展を促すのがよい。お金持ちはよく集めると同時に、よく使わなければならない。
渋沢栄一の名言
大金持ちになるよりも、社会万民の利益をはかるために生きる方が有意義である。
渋沢栄一の名言
日本では人知れず善いことをするのが上である。自分の責任はもちろん、他人の責任までも追うことが武士道の真髄とされる。
渋沢栄一の名言
限りある資産を頼りにするよりも、限りない資本を活用する心掛けが肝要である。限りない資本を活用する資格とは何であるか。それは信用である。
渋沢栄一の名言
数字算出の確固たる見通しと、裏づけのない事業は必ず失敗する。
渋沢栄一の名言
有望な仕事があるが資本がなくて困るという人がいる。だがこれは愚痴でしかない。その仕事が真に有望で、かつその人が真に信用ある人なら資本ができぬはずがない。愚痴をこぼすような人は、よしんば資本があっても大いに為す人物ではない。
渋沢栄一の名言
余はいかなる事業を起こすにあたっても、利益を本位に考えることはせぬ。この事業は起こさねばならず、かの事業は盛んにせねばならずと思えば、それを起こし、関与し、あるいはその株式を所有することにする。
渋沢栄一の名言
反対者には反対者の論理がある。それを聞かないうちに、いきなりけしからん奴だと怒ってもはじまらない。問題の本質的な解決には結びつかない。
渋沢栄一の名言
得意時代だからとて気を緩さず、失意の時だからとて落胆せず、常操をもって道理を踏み通すように心がけて出ることが肝要である。
渋沢栄一の名言
不言実行と共に、また有言実行も大いによろしい。
渋沢栄一の名言
交際の奥の手は至誠である。理にかない調和がとれていればひとりでにうまくいく。
渋沢栄一の名言
人生の行路は様々で、時に善人が悪人に敗けたごとく見えることもあるが、長い間の善悪の差別は確然とつくものである。悪いことの習慣を多く持つものは悪人となり、良いことの習慣を多くつけている人は善人となる。
渋沢栄一の名言
金儲けを品の悪いことのように考えるのは、根本的に間違っている。しかし儲けることに熱中しすぎると、品が悪くなるのもたしかである。金儲けにも品位を忘れぬようにしたい。
渋沢栄一の名言
お前は自分の立場に忠実なのは結構だが、同時に恕、つまり相方の立場も理解してやるという広い気持ちを持たねば、世の中に円満に処していくことはできない。
渋沢栄一の名言
大なる欲望をもって利殖を図ることに、充分でないものは決して進むべきではない。空論に走り、うわべだけを飾る国民は、決して真理の発達をなすものではない。
渋沢栄一の名言
心を穏やかにさせるには、思いやりを持つことが大事である。一切の私心をはさまずに物事にあたり、人に接するならば、心は穏やかで余裕を持つことができるのだ。
渋沢栄一の名言
人を選ぶとき、家族を大切にしている人は間違いない。仁者に敵なし。私は人を使うときには、知恵の多い人より人情に厚い人を選んで採用している。
渋沢栄一の名言
大なる立志と小さい立志と、矛盾するようなことがあってはならぬ。
渋沢栄一の名言
人間にはいかに円(まる)くとも、どこかに角がなければならぬもので、古歌にもあるごとく、余り円(まる)いとかえって転びやすいことになる。
渋沢栄一の名言
ことに望んで感激すれば、おのずからやる気が出て奮い立つのだ。
渋沢栄一の名言
信用はのれんや見た目から得られるものではなく、確固たる信念から生まれる。
渋沢栄一の名言
真似をするときには、その形ではなく、その心を真似するのがよい。
渋沢栄一の名言
死ぬときに残す教訓が大事なのではなく、生きている時の行動が大事なのだ。
渋沢栄一の名言
一朝、事に臨んで感激すれば、おのずから意気の奮興するものである。
渋沢栄一の名言
信用は暖簾や外観の設備だけで、収め得られるものではなく、確乎たる信念から生ずるものである。
渋沢栄一の名言
世の中の事はすべて、心の持ちよう一つでどうにでもなる。
渋沢栄一の名言
およそ目的には、理想が伴わねばならない。その理想を実現するのが、人の務めである。
渋沢栄一の名言
悲観的の人は残酷である。
渋沢栄一の名言
ただ悪い事をせぬというのみにては、世にありて、何も効能もない。
渋沢栄一の名言
趣味ある行動であったならば、必ずその仕事に就いて精神あることであろう。
渋沢栄一の名言
礼儀ほど美しいものはない。
渋沢栄一の名言
要するに習慣というものは、善くもなり、悪くもなるから、別して注意せねばならない。
渋沢栄一の名言
しかして文明の老人たるには、身体はたとい衰弱するとしても、精神が衰弱せぬようにしたい。精神を衰弱せぬようにするは学問によるほかない。
渋沢栄一の名言
多くの歯を摘まんと思えば、その枝を繁茂(はんも)させなければならない。その枝を繁茂させようと思えば、その根を培養せねばならない。
渋沢栄一の名言
世に成功熱に浮かされ、野猪的に進む者が多いが、その多く失敗に終るは、身のほどを知らぬからである。
渋沢栄一の名言
渋沢栄一の本・関連書籍を紹介
ここからは、渋沢栄一のおすすめの本や関連書籍を紹介します。
渋沢栄一の本おすすめ①:現代語訳 論語と算盤
現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)
『現代語訳 論語と算盤』は、『論語』と『算盤』の両方を通して、知識や倫理観などを学ぶことができます。
『論語』は、中国の哲学者・孔子の言行録であり、中国古典の中でも最も有名なものの一つです。
『算盤』は、現代にも愛用されている日本の伝統的な計算道具であり、この書籍では『算盤』を用いた算数の問題も取り上げられています。
『現代語訳 論語と算盤』は、読みやすい現代語訳と合わせて、初めて『論語』や『算盤』に触れる人でも理解しやすく、興味深く読むことができる書籍です。
渋沢栄一の本おすすめ②:君は、何のために「働く」のか
渋沢栄一 君は、何のために「働く」のか: 絶対に後悔しない働き方、幸せになる働き方 (単行本)
『君は、何のために「働く」のか』は、日本の実業家・渋沢栄一の考え方を通じて、働くことの意義や方法について考えるための書籍です。
渋沢栄一の言葉や行動を通じて、働くことの意義や、自己実現や幸福を追求するための働き方について具体的に説明されています。
また、多様な職業やライフスタイルを持つ人々のインタビューも取り上げられており、読者自身が自分にとって意義のある働き方を見つけるヒントになります。
渋沢栄一の本おすすめ③:「論語」の読み方
渋沢栄一「論語」の読み方
『「論語」の読み方』は、日本の実業家である渋沢栄一が『論語』を通じて伝えたいことや、『論語』の解釈方法について説明した書籍です。
渋沢栄一が『論語』から得た教訓や考え方を、現代の読者にもわかりやすく伝えるために、『論語』の各章に対して解説が加えられています。
また、渋沢栄一の生涯や経営哲学についても紹介されており、『論語』と結びつけて説明されています。
渋沢栄一の考え方や『論語』のメッセージを通じて、自己啓発や社会貢献の重要性に気づき、自身の人生や経営哲学に役立てることができるでしょう。
渋沢栄一の本おすすめ④:渋沢栄一自伝 雨夜譚・青淵回顧録
渋沢栄一自伝 雨夜譚・青淵回顧録(抄) (角川ソフィア文庫)
『渋沢栄一自伝 雨夜譚・青淵回顧録』は、日本の実業家・渋沢栄一が自らの人生と経験を振り返り、その軌跡を記した自伝です。
『雨夜譚』と『青淵回顧録』という二つの部分から構成されています。『雨夜譚』は、渋沢栄一が東京に出てから日露戦争後までの経験を、『青淵回顧録』は、渋沢が東京で成功を収め、大正デフレ期に窮地に陥った後、再び成功を収めるまでの経験を振り返っています。
渋沢栄一は、努力と自己啓発を重視し、人生の成功には自己管理、健康維持、思考力、実行力、人間関係の五つの要素が必要だと説いています。
『渋沢栄一自伝 雨夜譚・青淵回顧録』は、渋沢栄一の生き方や人生哲学、ビジネスに対する考え方を示した貴重な書籍です。
渋沢栄一の本おすすめ⑤:孔子 人間、どこまで大きくなれるか
孔子 人間、どこまで大きくなれるか (知的生きかた文庫)
『孔子 人間、どこまで大きくなれるか』は、日本の実業家・渋沢栄一が中国の思想家・孔子について考察した書籍です。
渋沢栄一が孔子の思想に共感し、自らの人生や経験と照らし合わせながら、人間の可能性や生き方について考察しています。
『孔子 人間、どこまで大きくなれるか』は、渋沢栄一の人生や考え方を通じて、自己啓発や人間関係、社会貢献の重要性について学ぶことができるでしょう。
また、孔子の教えに触れることで、自分自身の可能性を追求するためのヒントを得ることができるかもしれません。
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