この記事では、『ソポクレスの名言』を厳選して紹介しています。
ソポクレスの名言には『徳が獲得したもののみが、不動なり。』や『絶えず明日の日は、目にも止まらずに忍び寄る。』など、心に響く名言が多数あります。
古代ギリシアの三大悲劇詩人のひとりで、生涯で123編もの戯曲を制作した、ソポクレスの名言をご堪能ください。
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目次
ソポクレスはどんな人物?
名前:ソポクレス(Sophokles)
誕生:紀元前496年頃
没年:紀元前406年頃
出身:古代ギリシア
職業:悲劇作家
代表作:『オイディプス王』
名言:「徳が獲得したもののみが、不動なり」「絶えず明日の日は、目にも止まらずに忍び寄る」など
ソポクレスは古代ギリシア三大悲劇詩人のひとりで、生涯で123編もの戯曲を制作し、そのうち7作品が残っています。
アテナイ近郊の騎士階級の家に生まれ、恵まれた幼少年期を過ごします。
ソポクレスは容姿端麗で役者を目指しましたが、声が弱く断念。その後、劇作家に転じて、27歳で競演に初参加して優勝します。
それ以来、ソポクレスは90歳まで執筆を続けました。
ソポクレスの現存している作品は、『アイアース』『アンティゴネー』『トラキスの女たち』『オイディプス王』『エーレクトラー』『ピロクテーテース』『コローノスのオイディプース』です。
ソポクレスの名言43選【偉人の心に響く名言】
ここからは、ソポクレスの『心に響く名言』を紹介していきます。
機会は、あらゆる努力の最上の船長なり。
ソポクレスの名言
徳が獲得したもののみが、不動なり。
ソポクレスの名言
短い言葉に、多くの知恵を蔵(ぞう)す。
ソポクレスの名言
運は、勇気のない者にはめぐってこない。
ソポクレスの名言
努力なくして、高みへいくことは出来ない。
ソポクレスの名言
気立ての良い人間に、突き刺さる言葉はない。
ソポクレスの名言
人はたとえ富を持たずとも、栄誉を受けることがあろう。
ソポクレスの名言
老年と、時の経過は、全てを教える。
ソポクレスの名言
あらゆる場合に勝るのは言葉であって、行いではないのが人の世なのだ。
ソポクレスの名言
欺瞞(ぎまん)し、裏切るが、これ人間生来の心根なり。
ソポクレスの名言
人間は、神々によって与えられたる運命を、忍ばねばならず。
ソポクレスの名言
模作は文学の基礎である。
ソポクレスの名言
理性…それは神から賦与された選良の贈物。
ソポクレスの名言
絶えず明日の日は、目にも止まらずに忍び寄る。
ソポクレスの名言
たとえ身体は奴隷なるも、精神は自由なり。
ソポクレスの名言
神の一撃を、死すべき人間はかわせない。
ソポクレスの名言
不思議なものは多い。しかし、人間ほど不思議なものはない。
ソポクレスの名言
理論上、正しいことよりも、世間で通用することの方が真実である。
ソポクレスの名言
良からぬ行いからは、良い言葉は生じ得ない。
ソポクレスの名言
人間は、息と影に過ぎない。
ソポクレスの名言
時は全てを闇に覆い尽くし、忘却へと導く。
ソポクレスの名言
愚かさはまさしく、邪悪さの姉妹である。
ソポクレスの名言
思慮ある者は、過去の出来事によりて、現在を判断す。
ソポクレスの名言
怒りの鎮まる時、後悔がやって来る。
ソポクレスの名言
事は他人を援助することによりて、己れ自身を益す。
ソポクレスの名言
大方の人間をよくよく見ると、恥ずかしいことが見つかるでしょう。
ソポクレスの名言
不幸のうちにあっては、心は平静になって、初めて多くのことを見るものだ。
ソポクレスの名言
己の家族を立派に治める者は、国家の出来事についても、価値ある人物にならん。
ソポクレスの名言
強情が失策を生む。
ソポクレスの名言
人間の病気のうちで、必要ほど辛いものはない。
ソポクレスの名言
数ある不幸の中でも、自ら招いた不幸ほど、心を痛めるものはない。
ソポクレスの名言
多数の愚者がいるところでは、一人の賢者は破滅へ追いやられる。
ソポクレスの名言
思慮の徳こそ、幸福のためには、何もまして備えるべきものなり。
ソポクレスの名言
まことの友を捨てるのは、一番大切な自分の命を捨てるのと代わらない。
ソポクレスの名言
苦労の種のない人は誰もいない。苦労の一番少ない人が最も幸せである。
ソポクレスの名言
時は全てのものの覆いを取り除いて、いつかそれを明るみに出す。何事をも隠すな。時は全てを見、全てを聞き、全てを明らかにする。
ソポクレスの名言
愚者は、自分の手の中に持っているものを手放したときに初めて、その素晴らしさに気がつく。
ソポクレスの名言
ひとつの言葉が、私たちを人生のあらゆる重荷と苦痛から開放してくれる。その言葉は、愛という。
ソポクレスの名言
喜びも、悲しみも、それが生じるのは人の心の中の同じ場所です。それでどちらに出会っても、涙が溢れてくるのです。
ソポクレスの名言
悩みの最上の薬は運動である。悩みの解決には、脳の代わりに筋肉を多く使うことに限る。効果はたちどころ表れる。
ソポクレスの名言
どんな仕事も、それに適った始め方をすれば、仕上がり具合もそれに見合ったものになるのだ。
ソポクレスの名言
決して羽振りの良い男の運命を、幸せと考えてはならない。その一生がつつがなく過ぎて、その道程を終えるまでは。
ソポクレスの名言
敵もいつかは友となりうると思いながら敵を憎み、友も敵になるかもしれぬと思いながら友を愛すべきである。
ソポクレスの名言
ソポクレスの本・関連書籍を紹介
ここからは、ソポクレスのおすすめの本や関連書籍を紹介します。
ソポクレスの本おすすめ①:オイディプス王
オイディプス王(ソポクレス) (岩波文庫)
『オイディプス王』は、ギリシアの悲劇作家・ソポクレスによって書かれた悲劇作品で、物語の主人公であるオイディプス王が神託に従って自分の父親を殺し、自分の母親と結婚してしまうという運命に苦しむ物語です。
『オイディプス王』は、古代ギリシアの文化や価値観を反映しており、運命や神託などのテーマが重要な役割を果たしています。
また、オイディプス王が自分の運命に苦しむ過程で、人間の弱さや罪の意識、家族愛などの人間ドラマも描かれています。
ソポクレスの本おすすめ②:コロノスのオイディプス
ソポクレス コロノスのオイディプス (岩波文庫)
『コロノスのオイディプス 』は、古代ギリシアの劇作家ソポクレスが書いた悲劇「オイディプス王」の続編です。
物語は、オイディプスがテーバイを追放された後、盲目の老人となって旅を続け、コロノスに到着するところから始まります。
『コロノスのオイディプス 』は、オイディプス王の物語に続く物語として、オイディプスの人間的な苦悩や、神々との関係性を深く描写しています。
ソポクレスの本おすすめ③:ギリシア悲劇全集
ギリシア悲劇全集
『ギリシア悲劇全集』は、古代ギリシアの悲劇作品をまとめた書籍で、ソポクレス、エウリピデス、アイスキュロスなどの古代ギリシアの有名な悲劇作家による作品が含まれています。
『ギリシア悲劇全集』には、現代の文学や演劇にも多大な影響を与えている『アンティゴネー』や『オイディプス王』などの有名な作品が含まれており、古代ギリシアの文化や思想を学ぶ上で、重要な資料となっています。
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