この記事では、イングランドの哲学者であり、人工的国家論の提唱と社会契約説により近代的な政治哲学理論を基礎づけた人物として知られる『トマス・ホッブズの名言』を厳選して紹介しています。
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トマス・ホッブズの名言28選【思想と心に響く名言】
ここからは、トマス・ホッブズの『心に響く名言』を紹介していきます。
自然は、神が世界を支配する技術である。
トマス・ホッブズの名言
神や神の属性について概念を持つことは、人間の能力をはるかに超えている。
トマス・ホッブズの名言
小心は人々を不決断にし、その結果、行為の機会と最大の好機を失わせる。
トマス・ホッブズの名言
国民から認められると宗教という名を与えられ、国民が否認すれば迷信という名を付けられる。
トマス・ホッブズの名言
雄弁家たちは功名心にかられやすい。なぜならば、雄弁は彼ら自身にも、またほかの人々にも英知に見られるからである。
トマス・ホッブズの名言
一般的にいうと、人間の力というものは、明らかに利益となるような未来をうるための今日の手段である。
トマス・ホッブズの名言
他人の欠点を笑ってばかりいるのは、臆病の証拠である。
トマス・ホッブズの名言
いかなる犯罪の源泉も、若干の思慮分別の欠如、理性の錯誤、情熱の爆発的な力である。
トマス・ホッブズの名言
人間は利己的動物であるから、自然的状態では自己保存のために相互に利益を侵害し合い、かえって利己の目的を達し得ないから、契約によって国家を形成し、主権者のもとに各自の利己を制限し、調和する。
トマス・ホッブズの名言
あらゆる心の悦びとあらゆる満足感は、人が自己と比較して自己を高く考え得るような者を持つことに基づく。
トマス・ホッブズの名言
欲望がなくなった人間は、感覚や表象が停止した人間と同じで、もはや生きることができない。
トマス・ホッブズの名言
真実と誤謬(ごびゅう)は、言語の属性であって、事物の属性ではない。だから、言語のないところには、真実も誤謬もないのである。
トマス・ホッブズの名言
言葉は、賢者の計算手段だ。賢者は言葉で考えるが、愚者は言葉で金を儲けるのである。
トマス・ホッブズの名言
言葉は貧者の貨幣である。
トマス・ホッブズの名言
社会をつくるまえの人間の自然状態が戦争であったこと、しかも、いわゆる戦争ではなく、すべての人に対する、すべての人の戦争であったことは、否定できない。
トマス・ホッブズの名言
法は人間の活動を除去すべきものではなく、指導だけを行なうべきものである。それは、自然のつくった川の岸が、流れをせき止めるためのものではなく、流れに方向を与えるためのものであるのと同じである。
トマス・ホッブズの名言
ある私的な意見を是認する人びとは、それを意見[世論]とよぶのに、それをこのまない人びとは、異端とよぶ。
トマス・ホッブズの名言
平和への希望が見えるやただちに平和を求め、平和を持ち得ぬ限りは戦争のための援助を捜し求める。これが、正しい理性の命ずるところである。
トマス・ホッブズの名言
法のないところに不義はない。
トマス・ホッブズの名言
あらゆる心の喜びと満足感は、比較して自分の方が高いと思えるような他者が存在することから生まれる。
トマス・ホッブズの名言
あらゆる犯罪の源泉は、何某かの理解の不備、あるいは推論の誤り、もしくは情熱の突然の力にある。
トマス・ホッブズの名言
熟考する獣は、どうしても意志をもまた持っている必要があるのだ。
トマス・ホッブズの名言
寸を与うれば、尺を望む。
トマス・ホッブズの名言
荒唐無稽(こうとうむけい)である特権。それは、どんな生物もそれとは無縁の存在で、人間だけの特権だ。
トマス・ホッブズの名言
人々を平和にむかわせる諸情念は、死への恐怖であり、快適な生活に必要なものごとに対する意欲であり、それらをかれらの勤労によって獲得する希望である。
トマス・ホッブズの名言
人間の自然本性の中に、われわれは三つの主要な争いの原因を見出す。第一に競争、第二に不信、第三に自尊心である。
トマス・ホッブズの名言
閑暇(かんか)は哲学の母
トマス・ホッブズの名言
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