
この記事では、『ホッブズの名言』を厳選して紹介しています。
ホッブズの名言には「小心は人々を不決断にし、その結果、行為の機会と最大の好機を失わせる。」や「言葉は貧者の貨幣である。」など、心に響く名言が多数あります。
イギリスの哲学者で、人工的国家論の提唱と社会契約説により近代的な政治哲学理論を基礎づけた人物として知られる、ホッブズの名言をご堪能ください。
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目次
ホッブズはどんな人物?
名前:ホッブズ(Thomas Hobbes)
誕生:1588年
没年:1679年
国籍:イギリス
職業:哲学者
名言:「小心は人々を不決断にし、その結果、行為の機会と最大の好機を失わせる。」「言葉は貧者の貨幣である。」など
ホッブズはイギリスの哲学者で、自然主義・唯物論を国家・社会にも適用しました。
自然状態では人間は万人の万人に対する闘いの状態にあるが、相互の契約によって主権者としての国家を作り、万人がこれに従うことによって平和が確立されることを説きました。
ホッブズの著作には、「リヴァイアサン」などがあります。
トマス・ホッブズの名言28選【思想と心に響く名言】
ここからは、トマス・ホッブズの『心に響く名言』を紹介していきます。
自然は、神が世界を支配する技術である。
トマス・ホッブズの名言
神や神の属性について概念を持つことは、人間の能力をはるかに超えている。
トマス・ホッブズの名言
小心は人々を不決断にし、その結果、行為の機会と最大の好機を失わせる。
トマス・ホッブズの名言
国民から認められると宗教という名を与えられ、国民が否認すれば迷信という名を付けられる。
トマス・ホッブズの名言
雄弁家たちは功名心にかられやすい。なぜならば、雄弁は彼ら自身にも、またほかの人々にも英知に見られるからである。
トマス・ホッブズの名言
一般的にいうと、人間の力というものは、明らかに利益となるような未来をうるための今日の手段である。
トマス・ホッブズの名言
他人の欠点を笑ってばかりいるのは、臆病の証拠である。
トマス・ホッブズの名言
いかなる犯罪の源泉も、若干の思慮分別の欠如、理性の錯誤、情熱の爆発的な力である。
トマス・ホッブズの名言
人間は利己的動物であるから、自然的状態では自己保存のために相互に利益を侵害し合い、かえって利己の目的を達し得ないから、契約によって国家を形成し、主権者のもとに各自の利己を制限し、調和する。
トマス・ホッブズの名言
あらゆる心の悦びとあらゆる満足感は、人が自己と比較して自己を高く考え得るような者を持つことに基づく。
トマス・ホッブズの名言
欲望がなくなった人間は、感覚や表象が停止した人間と同じで、もはや生きることができない。
トマス・ホッブズの名言
真実と誤謬(ごびゅう)は、言語の属性であって、事物の属性ではない。だから、言語のないところには、真実も誤謬もないのである。
トマス・ホッブズの名言
言葉は、賢者の計算手段だ。賢者は言葉で考えるが、愚者は言葉で金を儲けるのである。
トマス・ホッブズの名言
言葉は貧者の貨幣である。
トマス・ホッブズの名言
社会をつくるまえの人間の自然状態が戦争であったこと、しかも、いわゆる戦争ではなく、すべての人に対する、すべての人の戦争であったことは、否定できない。
トマス・ホッブズの名言
法は人間の活動を除去すべきものではなく、指導だけを行なうべきものである。それは、自然のつくった川の岸が、流れをせき止めるためのものではなく、流れに方向を与えるためのものであるのと同じである。
トマス・ホッブズの名言
ある私的な意見を是認する人びとは、それを意見[世論]とよぶのに、それをこのまない人びとは、異端とよぶ。
トマス・ホッブズの名言
平和への希望が見えるやただちに平和を求め、平和を持ち得ぬ限りは戦争のための援助を捜し求める。これが、正しい理性の命ずるところである。
トマス・ホッブズの名言
法のないところに不義はない。
トマス・ホッブズの名言
あらゆる心の喜びと満足感は、比較して自分の方が高いと思えるような他者が存在することから生まれる。
トマス・ホッブズの名言
あらゆる犯罪の源泉は、何某かの理解の不備、あるいは推論の誤り、もしくは情熱の突然の力にある。
トマス・ホッブズの名言
熟考する獣は、どうしても意志をもまた持っている必要があるのだ。
トマス・ホッブズの名言
寸を与うれば、尺を望む。
トマス・ホッブズの名言
荒唐無稽(こうとうむけい)である特権。それは、どんな生物もそれとは無縁の存在で、人間だけの特権だ。
トマス・ホッブズの名言
人々を平和にむかわせる諸情念は、死への恐怖であり、快適な生活に必要なものごとに対する意欲であり、それらをかれらの勤労によって獲得する希望である。
トマス・ホッブズの名言
人間の自然本性の中に、われわれは三つの主要な争いの原因を見出す。第一に競争、第二に不信、第三に自尊心である。
トマス・ホッブズの名言
閑暇(かんか)は哲学の母
トマス・ホッブズの名言
ホッブズの本・関連書籍を紹介
ここからは、ホッブズのおすすめの本や関連書籍を紹介します。
ホッブズの本おすすめ①:リヴァイアサン (1・2・3・4)

リヴァイアサン 1 (岩波文庫 白 4-1)

リヴァイアサン 2 (岩波文庫 白 4-2)

リヴァイアサン 3 (岩波文庫 白 4-3)

リヴァイアサン 4 (岩波文庫 白 4-4)
『リヴァイアサン』は、トマス・ホッブズが国家と社会秩序の根源を論じた政治哲学の古典です。
ホッブズは、人間は「万人の万人に対する闘争」という自然状態にあり、恐怖と自己保存のために社会契約を結び、絶対的主権者(リヴァイアサン)に権力を委ねると説きます。
この強力な国家こそが平和と秩序を維持する唯一の手段であるとする本書は、近代政治思想の出発点となりました。
ホッブズの本おすすめ②:ビヒモス

ビヒモス (岩波文庫)
『ビヒモス』は、ホッブズがイングランド内戦を題材に、国家崩壊の原因と無秩序の恐怖を描いた政治的対話篇です。
ホッブズは、宗教的対立や無政府状態によって社会が混乱に陥る様を分析し、強力な主権による統治の必要性を説きます。
本書は『リヴァイアサン』の実践的補足として、理論と現実の乖離を浮き彫りにし、理性よりも情念に支配される人間社会の脆さを描き出しています。
ホッブズの本おすすめ③:哲学者と法学徒との対話: イングランドのコモン・ローをめぐる

哲学者と法学徒との対話 イングランドのコモン・ローをめぐる ホッブズ 岩波文庫
『哲学者と法学徒との対話: イングランドのコモン・ローをめぐる』は、ホッブズがイングランドのコモン・ロー(慣習法)をめぐって展開した政治哲学的対話です。
哲学者と法学徒の対話形式を通じて、ホッブズは理性と自然法に基づく主権の正当性を主張し、伝統的な法解釈に依拠するコモン・ローの限界を批判します。
ホッブズは国家の安定を保つためには、法律は主権者の意志に従うべきだと論じます。
本書は、法と権力、理性と伝統の関係を鋭く問う政治思想の重要作です。
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