
この記事では、『武者小路実篤の名言』を厳選して紹介しています。
武者小路実篤の名言には「人生は楽ではない。そこが面白い。」や「この道より我を生かす道はなし、この道を行く。」など、心に響く名言が多数あります。
日本の小説家で、文化勲章を受賞した、武者小路実篤の名言をご堪能ください。
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目次
武者小路実篤はどんな人物?
名前:武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)
誕生:1885年
没年:1976年
国籍:日本(東京)
職業:小説家
名言:「人生は楽ではない。そこが面白い。」「この道より我を生かす道はなし、この道を行く。」など
武者小路実篤は日本(東京生まれ)の小説家で、東京大学を中退しています。
志賀直哉らと雑誌「白樺」を創刊しました。
「新しき村」をつくり、絵もよくし、人生肯定・人間信頼を唱えました。
武者小路実篤の作品には「お目出たき人」「友情」「真理先生」などがあり、文化勲章の受賞者です。
武者小路実篤の名言62選【心に響く名言|この道・生きるなり・人生】
ここからは、武者小路実篤の名言を厳選して紹介していきます。
この道より我を生かす道はなし、この道を行く。
武者小路実篤の名言
愛なくて人は生きねばならなかったら、人生は遂に地獄のなかの地獄である。
武者小路実篤の名言
人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。
武者小路実篤の名言
人生は楽ではない。そこが面白い。
武者小路実篤の名言
一から一をひけば零である。人生から愛をひけば何が残る。土地から水分をとれば沙漠になるようなものだ。
武者小路実篤の名言
人生と言うものは、思わぬ時に道がひらけたり、閉じたりするものだ。
武者小路実篤の名言
自分の力に合うことだけしろ、その他の事は、おのずと道が開けてくるまで待て。
武者小路実篤の名言
生まれけり、死ぬまでは、生くるなり。
武者小路実篤の名言
自然、必然、当然。三つのものの、合一する道を歩く確かさ。
武者小路実篤の名言
死の恐怖を味わうことは、その人がまだ生きてしなければならない仕事をしていないからだ。
武者小路実篤の名言
もう一歩。いかなる時も自分は思う。もう一歩。今が一番大事なときだ。もう一歩。
武者小路実篤の名言
最も進んだ技巧は技巧を忘れさす。
武者小路実篤の名言
自分を信じて行かなければいけない。教わるものは遠慮なく教わるがいいが、自分の頭と眼だけは自分のものにしておかなければいけない。
武者小路実篤の名言
この世の中には色々の不幸がある。しかしその不幸からよきものを生み出そうとし、また生み出し得るものは賢い人である。
武者小路実篤の名言
不幸からよきものを生み出そうとし、又生み出しえる者は賢い人である。与えられたる運命をもっともよく生かすということは、人間にとって大事である。
武者小路実篤の名言
あるがままにて、満足するもの万歳。
武者小路実篤の名言
結婚するものも仕合わせだし、しないものも仕合わせだ。どっちにも人間としての喜びがある。
武者小路実篤の名言
今の人は、幸福と快楽の区別を知らない。快楽を得ることを、幸福だと思っている。
武者小路実篤の名言
幸福は与えられるより、努力で獲得する方が多い。
武者小路実篤の名言
幸福をつかむことを恐れるな。
武者小路実篤の名言
幸福を感じるのには童心とか、無心とか、素直さとか言うものが必要である。
武者小路実篤の名言
まかぬ種子は生えぬと言うが、我等は不幸の種子をまかず、幸福の種子をまくように注意すべきである。
武者小路実篤の名言
人間が死ぬ時の言葉は美しいと言われているのも、人間は死ぬ時は、自分のことを考えず、あとのことを考えるからである。
武者小路実篤の名言
自分で幸福を感じている人は、それだけで満足し感謝するが、自分が幸福を感じないものは、他人に尊敬されたかったり、他人に報酬を求めたりする傾向になりやすい。
武者小路実篤の名言
無理してよろこぶな。理屈でよろこぶな。自然によろこべる時によろこべ。
武者小路実篤の名言
自分でも何かのお役に立つのだ。このことは喜びである。この喜びは自分の一生が、無意味でないことを示している。このことを幸福に感じるのである。
武者小路実篤の名言
誰もが見て、これでこそ人間だと思う一個の人間、自分はそういう人間を実に愛する。
武者小路実篤の名言
自己を責めることを知っているものは善人で、他人ばかりを責めるものが悪人だ。
武者小路実篤の名言
他人に要求することを先ず自分に要求せよ。
武者小路実篤の名言
他人がどうであろうと自分さえ、ちゃんとしていればいい。するだけのことをすればいい。
武者小路実篤の名言
自分で自分を支配することが出来ない人は、不幸になりやすい。
武者小路実篤の名言
幸福は分に応じて、心がけよくして生きてゆけば誰でもなれるはずである。
武者小路実篤の名言
笑はれるのを恐れるよりは、心にないことを云ふのを恐れなければいけない。
武者小路実篤の名言
趣味ということは馬鹿に出来ない。人間の上等下等は趣味で大概きまる。
武者小路実篤の名言
働くことは讃美されるべきことである。
武者小路実篤の名言
何にも特色がなくとも正直に働く人は、それは新しい世界の基礎になる。
武者小路実篤の名言
すぐれた人間は、いざという時が来ないでも、いつも全力を出して仕事をしている。
武者小路実篤の名言
心の美しい者は、皆に愛されるのは事実である。そして恐らく運命にも愛されるであろう。
武者小路実篤の名言
この世に生きる喜びの一つは、人間の純粋な心にふれることである。
武者小路実篤の名言
尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。
武者小路実篤の名言
さあ、俺も立ち上がるかな。まあ、もう少し坐つてゐよう
武者小路実篤の名言
みな身から出たさびだ。さびを出すのが嫌だったら自分を純金にするか、絶えず自分を磨いていなければいけない。自分では何もせずに、さびが出るのに不平を起こすのは己を知らない者だ。
武者小路実篤の名言
才能で負けるのはまだ言い訳が立つ、しかし誠実さや、勉強、熱心、精神力で負けるのは人間として恥のように思う。他では負けても、せめて誠実さと、精神力では負けたくないと思う。
武者小路実篤の名言
ふまれても、ふまれても、我はおきあがるなり、青空を見て微笑むなり、星は我に光をあたえ給うなり
武者小路実篤の名言
桃栗三年柿八年、だるまは九年、俺は一生
武者小路実篤の名言
まあいゝ、俺の一生を何かの役にたてて見せる、ころぶ時があつても
武者小路実篤の名言
僕は運命を信じないのです。ただ実力を磨くことだけを信用しているのですよ。
武者小路実篤の名言
本当にころがつた者は起き上がる時は何か得をしてゐる。
武者小路実篤の名言
僕が信用する人はどんな時でも、本音のあり場所を示す人だ。本当のことがわからない時は、わからないとはっきり言える人だ。
武者小路実篤の名言
心配しても始まらないことは心配しない方が利口だ。心配すべきことを心配しないのはよくないが、それも大胆に、いじけずに心配すべきだ。
武者小路実篤の名言
生まれた者はやがて死ぬ者なり。我も亦やがて死なん。だが生きてゐる間は生きる也。我らしく生きる也。何者にも頭を下げず、いぢけずに生きんと思ふ。
武者小路実篤の名言
どこまでも勝ちぬき、どこまでも生きぬくためには、勇敢であることが必要なのだ。そして勇敢の第一の条件は生命を捨てるのを恐れずに戦うということだ。それも弱者のため、自分の保護を要求する人のために身を犠牲として戦う。これが勇敢なものの特質である。
武者小路実篤の名言
何のためにあなたたちは、生きているのですか。国のためですか。家のためですか。親のためですか。夫のためですか。子のためですか。自己のためですか。愛するもののためですか。愛するものを持っておいでですか。
武者小路実篤の名言
ものになるならないは、実に一寸した処で決まるのだ。昨日までものにならなかった人が、今日ちゃんとものになっていた。そう言う事実を自分は何度か見た。
武者小路実篤の名言
僕はいい画や字を見ると、自分より優れた人間がこの地上に生きていたことをはっきり知って、ありがたくなり、自分も負けていてはすまないと思う。
武者小路実篤の名言
君は君、我は我也、されど仲よき
武者小路実篤の名言
色と言うものはお互いに助けあって美しくなるものだよ。人間と同じことだよ。どっちの色を殺しても駄目だよ。どの色も生かさなければ。
武者小路実篤の名言
友情の価値は、両方が独立性を傷つけずにつきあえるという点にあるのだ。
武者小路実篤の名言
よき友を持つものは、自分の方でもよき友に、なれるものでなければならない。自分だけが得することは、不可能である。
武者小路実篤の名言
結婚は早すぎてもいけない、おそすぎてもいけない、無理が一番いけない、自然がいい。
武者小路実篤の名言
恋はあつかましくなければ出来ないものだよ。本当の恋はあつかましいものには出来ない。
武者小路実篤の名言
私は一個の人間でありたい。誰にも利用されない、誰にも頭を下げない、一個の人間でありたい。他人を利用したり、他人をいびつにしたりしない、そのかはり自分もいびつにされない、一個の人間でありたい。
武者小路実篤の名言
武者小路実篤の本・関連書籍を紹介
ここからは、武者小路実篤のおすすめの本や関連書籍を紹介します。
武者小路実篤の本おすすめ①:お目出たき人

お目出たき人 (新潮文庫)
『お目出たき人』は、武者小路実篤が理想主義と人間の未熟さを描いた初期の代表作です。
純粋で善良だが世間知らずの青年・宮川正信は、周囲の人々との関わりの中で自らの理想と現実とのギャップに苦悩します。
彼の「善く生きたい」という願いは空回りし、結果として滑稽で哀れな姿をさらします。
武者小路実篤は、正信の姿を通して理想を追う人間の純粋さと危うさをユーモラスに描き出しました。
本書は、善意と未熟の狭間で揺れる人間像を描いた青春小説です。
武者小路実篤の本おすすめ②:友情

友情 (岩波文庫 緑 50-4)
『友情』は、武者小路実篤が青春期の理想と友情、そして恋愛の葛藤を描いた心理小説です。
主人公・野島は、親友・大宮とその恋人・杉子の関係を見守る中で、自らの心にも芽生える恋心と友情の間で苦悩します。
理想と現実の狭間で揺れ動く人間の感情を、清純で誠実な筆致で描き出し、真の友情とは何かを問いかけます。
人間の内面の誠実さと成長を主題とする本書は、武者小路実篤文学の代表作として今も多くの共感を呼ぶ作品です。
武者小路実篤の本おすすめ③:真理先生

真理先生 (新潮文庫)
『真理先生』は、武者小路実篤が理想主義と人間愛を主題に描いた感動的な長編小説です。
主人公・真理先生は、教育者として生徒たちに誠実さと理想を説き、自らも正しく生きようと努力する人物です。
しかし、現実の人間関係や社会の矛盾の中で理想を貫くことの困難さに直面します。
彼の姿を通して、実篤は「善く生きる」ことの意味と、理想と現実の調和の可能性を問いかけます。
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