吉田松陰の名言44選【心に響く名言|大和魂・夢なき者に理想なし】

吉田松陰 名言

この記事では、『吉田松陰の名言』を厳選して紹介しています。

吉田松陰の名言には『夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。』『志定まれば、気盛んなり。』など、心に響く名言が多数あります。

幕末の志士で、松下村塾で幕末・明治期の指導者を教育した人物である、吉田松陰の名言をご堪能ください。

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吉田松陰はどんな人物?

名前:吉田松陰(よしだ しょういん)
誕生:1830年
没年:1859年
国籍:日本
職業:志士、長州藩士、思想家、教育者
名言:「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」「志定まれば、気盛んなり」など

吉田松陰は幕末の志士(長州藩士)で、通称は寅次郎、別号は二十一回猛士です。

兵学に通じ、江戸に出て佐久間象山に洋学を学び、1854年(安政一)に米艦渡来の際に下田で密航を企てて投獄されました。

その後、荻の松下村塾で幕末・明治期の指導者を教育します。

安政の大獄に連座し、江戸で刑死となりました。

吉田松陰の著作には『講孟余話』『留魂録』『西遊日記』などがあります。

吉田松陰の名言44選【心に響く名言|大和魂・夢なき者に理想なし】

ここからは、吉田松陰の名言を厳選して紹介していきます。

夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。

吉田松陰の名言

私心さえ除き去るなら、進むもよし退くもよし、出るもよし出ざるもよし。

吉田松陰の名言

一つ善いことをすれば、その善は自分のものとなる。一つ有益なものを得れば、それは自分のものとなる。一日努力すれば、一日の効果が得られる。一年努力すれば、一年の効果がある。

吉田松陰の名言

志定まれば、気盛んなり。

吉田松陰の名言

大器をつくるには、いそぐべからずこと。

吉田松陰の名言

奪うことができないものは志である。滅びないのはその働きである。

吉田松陰の名言

過ちがないことではなく、過ちを改めることを重んじよ。

吉田松陰の名言

思想を維持する精神は、狂気でなければならない。

吉田松陰の名言

死して不朽の見込みあらばいつでも死すべし、生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。

吉田松陰の名言

成功するせぬは、もとより問うところではない。それによって世から謗されようと褒められようと、自分に関することではない。自分は志を持つ。志士の尊ぶところは何であろう。心を高く清らかにそびえさせて、自ら成すことではないか。

吉田松陰の名言

今日の読書こそ、真の学問である。

吉田松陰の名言

学問とは、人間はいかに生きていくべきかを学ぶものだ。

吉田松陰の名言

学問をする眼目は、自己を磨き自己を確立することにある。

吉田松陰の名言

一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う。

吉田松陰の名言

学問の上で大いに忌むべきは、したり止めたりである。したり止めたりであれば、ついに成就することはない。

吉田松陰の名言

満開となれば、やがて花は落ちる。太陽は南中すれば、やがて陰りはじめる。人は壮年を迎えれば、やがて老いていく。百年の間、必死で勉強すべきであり、ゆったりとくつろぐ暇などない。

吉田松陰の名言

人間はみななにほどかの純金を持って生まれている。聖人の純金もわれわれの純金も変わりはない。

吉田松陰の名言

親思う心にまさる親心。

吉田松陰の名言

自分の価値観で人を責めない。一つの失敗で全て否定しない。長所を見て短所を見ない。心を見て結果を見ない。そうすれば人は必ず集まってくる。

吉田松陰の名言

人を観察するのは、目によってする。胸の中が正しいか、正しくないかは、瞳が明るいか、暗いかによって分かる。

吉田松陰の名言

今の世の中、優れた人物がいないと人は言うが、上の者が優れている人物を好むということさえすれば、人物がいないことを心配する必要はない。

吉田松陰の名言

教えるの語源は「愛しむ」。誰にも得手不手がある、絶対に人を見捨てるようなことをしてはいけない。

吉田松陰の名言

人を信ずることは、もちろん、遥かに人を疑うことに勝っている。わたくしは、人を信じ過ぎる欠点があったとしても、絶対に人を疑い過ぎる欠点はないようにしたいと思う。

吉田松陰の名言

どんな人間でも一つや二つは素晴らしい能力を持っているのである。その素晴らしいところを大切に育てていけば、一人前の人間になる。これこそが人を大切にするうえで最も大事なことだ。

吉田松陰の名言

みだりに人の師となるべからず。みだりに人を師とすべからず。

吉田松陰の名言

だいたいにおいて世間の毀誉(悪口と称賛)というものは、あてにならぬものである。

吉田松陰の名言

小人が恥じるのは自分の外面である、君子が恥じるのは自分の内面である。人間たる者、自分への約束をやぶる者がもっともくだらぬ。死生は度外に置くべし。世人がどう是非を論じようと、迷う必要は無い。武士の心懐は、いかに逆境に遭おうとも、爽快でなければならぬ。心懐爽快ならば人間やつれることはない。

吉田松陰の名言

平凡で実直な人間などいくらでもいる。しかし、事に臨んで大事を断ずる人物は容易に求めがたい。人のわずかな欠陥をあげつらうようでは、大才の士は、もとめることが出来ない。

吉田松陰の名言

道を志した者が不幸や罪になることを恐れ、将来につけを残すようなことを黙ってただ受け入れるなどは、君子の学問を学ぶ者がすることではない。

吉田松陰の名言

大事なことを任された者は、才能を頼みとするようでは駄目である。知識を頼みとするようでも駄目である。必ず志を立てて、やる気を出し努力することによって上手くいくのである。

吉田松陰の名言

決心して断行すれば、何ものもそれを妨げることはできない。大事なことを思い切って行おうとすれば、まずできるかできないかということを忘れなさい。

吉田松陰の名言

世の中には体は生きているが、心が死んでいる者がいる。反対に、体が滅んでも魂が残っている者もいる。心が死んでしまえば生きていても、仕方がない。魂が残っていれば、たとえ体が滅んでも意味がある。

吉田松陰の名言

人間が生まれつき持っているところの良心の命令、道理上かくせねばならぬという当為当然の道、それはすべて実行するのである。

吉田松陰の名言

賞誉されて忠孝に励む人は珍しくない。責罰されてもなお忠孝を尽す人物こそ、真の忠臣孝子である。武士たるものが覚悟すべきこと、実にこの一点にある。

吉田松陰の名言

悔いるよりも今日直ちに決意して、仕事を始め技術をためすべきである。何も着手に年齢の早い晩いは問題にならない。

吉田松陰の名言

英雄はその目的が達成されないときには悪党や盗人とみなされるものだ。世の中の人から馬鹿にされ、虐げられたときにこそ、真の英雄かどうかがわかる。

吉田松陰の名言

法律をやぶったことについてのつぐないは、死罪になるにせよ、罪に服することによってできるが、もし人間道徳の根本義をやぶれば、誰に向かってつぐないえるか、つぐないようがないではありませぬか。

吉田松陰の名言

利をうとんずるといふ事は、必ずしも富を厭ひ貧を欲するといふ事ではない。貧富によりて少しも心をみださないといふことである。

吉田松陰の名言

至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり。

吉田松陰の名言

人間には精気というものがあり、人それぞれに精気の量は決まっている。この精気なるものは抑制すべきである。抑制すればやがて溢出する力が大きく、ついに人間、狂にいたる。しかし、おのれの欲望を解放することによって、固有の気が衰え、ついに惰になり、物事を常識で考える人間になってしまう。

吉田松陰の名言

人間には精気というものがあり、人それぞれに精気の量は決まっている。この精気なるものは抑制すべきである。抑制すればやがて溢出する力が大きく、ついに人間、狂にいたる。しかし、おのれの欲望を解放することによって、固有の気が衰え、ついに惰になり、物事を常識で考える人間になってしまう。

吉田松陰の名言

敵が弱いように、敵が衰えるようにと思うのは、皆、愚痴もはなはだしい。自分に勢いがあれば、どうして敵の勢いを恐れようか。自分が強ければ、どうして敵の強さを恐れようか。

吉田松陰の名言

君子は何事に臨んでも、それが道理に合っているか否かと考えて、その上で行動する。小人は何事に臨んでも、それが利益になるか否かと考えて、その上で行動する。

吉田松陰の名言

17、18の死が惜しければ、30の死も惜しい。80、90、100になってもこれで足りたということはない。半年と云う虫たちの命が短いとは思わないし、松や柏のように数百年の命が長いとも思わない。天地の悠久に比べれば、松柏も一時蠅(ハエのような存在)なり。

吉田松陰の名言

吉田松陰の本・関連書籍を紹介

ここからは、吉田松陰のおすすめの本や関連書籍を紹介します。

吉田松陰の本おすすめ①:吉田松陰『留魂録』


吉田松陰『留魂録』 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)

『吉田松陰「留魂録」 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)』は、幕末の思想家吉田松陰が獄中で記した『留魂録』を現代向けに解説した書籍です。

松陰は自らの死を前に、弟子たちに対し志を持ち続けることや、国のために命を捧げる覚悟の重要性を語ります。

本書では、松陰の思想やその背景、彼が維新志士たちに与えた影響が詳述されており、松陰の遺志や哲学を理解しやすい形で紹介しています。

現代の読者に向けた解釈も加え、彼の生き様と信念を伝える内容です。

吉田松陰の本おすすめ②:吉田松陰 留魂録 (全訳注)


吉田松陰 留魂録 (全訳注) (講談社学術文庫)

『吉田松陰 留魂録 (全訳注)』は、吉田松陰が死を前に獄中で書いた『留魂録』を、現代の読者に向けて全訳と注釈を付けた一冊です。

松陰は国の未来を案じ、弟子たちに志を託す姿勢を示し、死をもって国家に尽くす覚悟を記しています。

本書では、その松陰の思想や背景が詳細に解説され、彼の強い信念や、後の維新に繋がる精神を理解するための手助けとなります。

松陰の最期のメッセージを、歴史的な文脈とともに深く読み解くことができる一冊です。

吉田松陰の本おすすめ③:[新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき


[新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき

『[新釈]講孟余話 吉田松陰、かく語りき』は、吉田松陰が弟子たちに孟子の教えを基に説いた『講孟余話』を現代的に解釈し、わかりやすく再構築した書籍です。

松陰の情熱的な教育姿勢と、弟子たちへの熱い思いが現代の視点から再評価されており、特に彼が説いた「民のための政治」や「志を持つことの重要性」が強調されています。

本書は、松陰の教えを現代人にも伝わる形で紹介し、その思想の普遍性を感じさせる一冊です。

吉田松陰の本おすすめ④:吉田松陰著作選 留魂録・幽囚録・回顧録


吉田松陰著作選 留魂録・幽囚録・回顧録 (講談社学術文庫)

『吉田松陰著作選 留魂録・幽囚録・回顧録』は、吉田松陰が獄中で記した3つの主要な著作を収録した一冊です。

『留魂録』では、松陰が死を前に弟子たちに志を託す姿勢が描かれ、『幽囚録』では、自らの思想や国家観、投獄中の体験が語られます。

『回顧録』では、彼の生涯や過去の出来事が回顧され、その思想形成の過程が明らかにされます。

本書は松陰の思想と生涯を総合的に捉え、彼の強い信念と維新志士たちに与えた影響を理解するための重要な資料です。

吉田松陰の本おすすめ⑤:全一冊 小説 吉田松陰


全一冊 小説 吉田松陰 (集英社文庫)

『全一冊 小説 吉田松陰』は、童門冬二著の歴史小説で、幕末の思想家・教育者である吉田松陰の生涯を描いています。

松陰は、海外の実情を知るためにアメリカへの密航を企てるも失敗し、萩の獄に幽閉されます。

出獄後、彼は私塾「松下村塾」を開き、「誰でも持っている長所を引き出すのが教育である」という信念の下、高杉晋作や伊藤博文など、後の維新をリードする人材を育てます。

本作では、松陰の思想と教育観を中心に、彼の波乱万丈な生涯が感動的に描かれています。

吉田松陰の本おすすめ⑥:吉田松陰(1) (2)


吉田松陰(1) (山岡荘八歴史文庫 72)


吉田松陰(2) (山岡荘八歴史文庫 73)

『吉田松陰(1) (2) 』は、歴史作家・山岡荘八による吉田松陰の伝記小説です。

幕末の激動の時代に生きた松陰の幼少期から青年期、そして彼が抱いた国家観や志を描いています。

松陰は、海外事情を学ぶために密航を試みるなど、その行動力と熱い情熱が特徴です。

彼の教育者としての姿や、松下村塾で後の維新志士たちを育てた過程も詳述され、松陰の思想とその後の日本の歴史に与えた影響が物語られています。

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