孔子の名言33選【孔子の人生訓がわかる名言一覧|心に刺さる言葉】

孔子 名言

この記事では、『孔子の名言』を厳選して紹介しています。

孔子の名言には『止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい。』『好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ。』など、心に響く名言が多数あります。

中国・春秋時代後期の学者・思想家で、儒家の祖である、孔子の名言をご堪能ください。

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孔子はどんな人物?

名前:孔子(Confucius)
誕生:紀元前551年
没年:紀元前479年
国籍:中国・春秋時代後期
職業:学者・思想家
名言:「止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい」「好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ」など

孔子は中国・春秋時代後期の学者・思想家で、儒家の祖です。

名は丘、字は仲尼(ちゅうじ)。魯の昌平郷陬邑(すうゆう・現在の山東省曲阜)に生まれます。

文王・武王・周公らを尊崇し、礼を理想の秩序、仁を理想の道徳とし、孝悌(こうてい)と忠恕(ちゅうじょ)を理想達成の根底としました。

魯に仕えましたが、容れられず、諸国を歴遊して治国の道を十余年説くも、用いられず、帰国して教育と著述に専念することになります。

孔子の思想や言動は言行録「論語」に記されており、後世では文宣王・至聖文宣王と諡(おくりな)され、至聖先師とも呼ばれています。

孔子の名言33選【孔子の人生訓がわかる名言一覧|心に刺さる言葉】

ここからは、孔子の『心に刺さる名言』を紹介していきます。

止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい。

孔子の名言

過ちて改めざる、これを過ちという。

孔子の名言

良心に照らして少しもやましいところがなければ、何を悩むことがあろうか。何を恐れることがあろうか。

孔子の名言

その人を知らざれば、その友を見よ。

孔子の名言

好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ。

孔子の名言

自分自身に対する誠実さと他人に対する優しさ、すべてはこの二つに包括される。

孔子の名言

人の本性はみなほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである。

孔子の名言

何事も楽しんでやりなさい。楽しんでやることで、思わぬ力が発揮されるものなのだ。

孔子の名言

人間は逆境において人間の真価を試される。人生の達人は逆境を楽しみ、順境もまた楽しむのです。

孔子の名言

成功者は必ず、その人なりの哲学をもっているものだ。その哲学がしっかりしているからこそ、成功者の人生は揺るがないのだ。

孔子の名言

悪に報いるには正義をもってし、善に報いるには善をもってせよ。

孔子の名言

高貴な人間は自分自身に、平俗な人間は他人に、要求を課する。

孔子の名言

三人行けば必ず我が師あり。その善なるものをえらび、之に従い、その不全なるものはこれを改む。

孔子の名言

徳ある人を見たら、その人に並ぶことをめざせ。徳なき人を見たら、我が身を振り返り、自省せよ。

孔子の名言

二度と帰らぬものは過ぎ去った歳月である。二度と会うことができないのは死んでしまった親である。

孔子の名言

最も賢い者と最も愚かなものだけが、決して変わることがない。

孔子の名言

君子は平安でのびのびしているが、小人はいつでもくよくよしている。

孔子の名言

十人が十人とも悪く言う奴、これは善人であろうはずがない。だからといって十人が十人ともよくいう奴、これも善人とは違う。真の善人とは、十人のうち五人がけなし、五人がほめる人物である。

孔子の名言

物事を迅速にしたいと、望んではならない。小さな利点に目をとめてはならない。物事を早く行うことばかり望むと、十分になすことができない。小さな利点にとらわれると、大きな仕事が達成できない。

孔子の名言

君子の九思(心掛けるべき9つ)
1.物を見る時ははっきり見る
2.聞く時は誤りなくしっかりと聞く
3.表情はおだやかに
4.態度は上品に
5.言葉は誠実に
6.仕事には慎重に
7.疑問があれば、質問する
8.みさかいなく怒らない
9.道義に反して利益を追わない

孔子の名言

義を見てせざるは、勇無きなり。

【意味】人としてなすべきことと知りながら、それを行わないのは、勇気がないためであるということ。

孔子の名言

学べばすなわち、固ならず。

【意味】学問により、視野も広がり、柔軟となって、頑固さがなくなるということ。

孔子の名言

一を以て之を貫く

【意味】一貫して変わらずに道を進むということ。

孔子の名言

巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)。

【意味】言葉巧みで、表情を取り繕っているものに、誠実な人間はほとんどいないということ。

孔子の名言

己達せんと欲して、人を達せしむ。

【意味】自分が目的を達成しよう思うときは、まず人を助けてその人の目的を遂げさせてやる。仁者は事を行うのに自他の区別をしないということ。

孔子の名言

知らざるを知らずとなす、これ知るなり。

【意味】知らないことを知らないと自覚する。それが本当の知るということ。

孔子の名言

君子は和して同ぜず。小人は同じて和せず。

【意味】優れた人物は、人と協調するが主体性を失わず、小人物は、表面では同調するが心から親しくなることはないということ。

孔子の名言

学びて思わざればすなわち罔(くら)し、思いて学ばざればすなわち殆(あやう)し。

【意味】学んでも考えなければ、はっきり理解した状態にならない。また、考えるだけで学ぶことがなければ、独断に陥り危険であるということ。

孔子の名言

過ぎたるは、なお及ばざるが如し。

【意味】度が過ぎることも不足するのと同じように良くないということ。

孔子の名言

朝(あした)に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。

【意味】朝に人としての大切な道を知ることができれば、その晩に死んでも心残りはないということ。

孔子の名言

徳は孤ならず、必ず隣あり。

【意味】徳のある人は孤立することがなく、よき協力者が必ず現れるということ。

孔子の名言

富貴は、浮雲のごとし。

【意味】人の道に外れて得た富や地位は、浮き雲のようにはかないものだということ。

孔子の名言

良薬は口に苦くして病に利あり。忠言は耳に逆らいて行いに利あり。

【意味】良薬は、苦くて飲みにくいが病気には効く。よい忠告は、聞くのはつらいが反省し行いを正せば、自分のためになるということ。

孔子の名言

孔子の本・関連書籍を紹介

ここからは、孔子のおすすめの本や関連書籍を紹介します。

孔子の本おすすめ①:孔子


孔子

『孔子』は、日本の哲学者・和辻哲郎による孔子に関する書籍で、孔子の人生や孔子の思想について掘り下げた詳細な解説を提供しています。

孔子の生涯と、孔子が提唱した思想である儒教の基本的な原理について解説しています。

『孔子』は、孔子の思想を知るための入門書としても、より深い理解を深めるための参考書としても役立ちます。

また、和辻哲郎の分かりやすい語り口や、孔子と儒教に対する深い洞察力も特徴的です。

孔子の本おすすめ②:孔子 (講談社学術文庫)


孔子 (講談社学術文庫)

『孔子 (講談社学術文庫)』は、孔子という人物と思想、そして中国の歴史的背景について掘り下げた書籍です。

孔子が誕生した時代の背景から始まり、孔子の生涯と業績、そして後世に与えた影響について詳細に説明しています。

『孔子 (講談社学術文庫)』は、孔子の思想や中国の歴史に興味がある人にとって、非常に興味深い書籍となっています。

孔子の思想が、現代の中国や世界にどのように受け継がれているかを知ることができます。

孔子の本おすすめ③:孔子伝


孔子伝 (中公文庫BIBLIO)

『孔子伝』は、中国の古代哲学者である孔子の生涯と思想について詳細に掘り下げた書籍です。

孔子が生まれ育った時代の背景から始まり、孔子の生涯と思想、そして後世に与えた影響について解説されています。

『孔子伝』は、孔子の思想や中国の歴史に興味がある人に、おすすめの一冊です。

孔子の本おすすめ④:論語と孔子の事典


論語と孔子の事典

『論語と孔子の事典』は、中国の哲学者である孔子と、孔子の弟子たちの言行録である『論語』について、解説や補足情報を含めた事典です。

『論語』は、孔子の教えをまとめたものであり、孔子の思想や哲学について理解する上で欠かせない資料となっています。

『論語と孔子の事典』は、孔子や中国の哲学や歴史に興味がある人にとって、非常に有益な書籍となっています。

『論語』を読む際に、より深く理解するための手助けとして、または孔子や中国の歴史や文化について学ぶための入門書としても役立ちます。

孔子の本おすすめ⑤:マンガ 論語と孔子 I ・II


マンガ 論語と孔子I


マンガ 論語と孔子II

『マンガ 論語と孔子 I ・II』は、マンガとテキストで構成された、中国の哲学者である孔子の教えを解説する書籍です。

マンガとテキストで構成されているため、孔子や彼の教えに初めて触れる人でも、楽しく読むことができます。

また、孔子の思想や哲学について深く理解したい人にとっても、興味深い内容となっています。

『マンガ 論語と孔子 I ・II』は、『論語』の魅力を伝える良書であり、中国の哲学や文化に興味がある人にもおすすめの一冊です。

孔子の本おすすめ⑥:孔子に学ぶ「五常の教え」


孔子に学ぶ「五常の教え」

『孔子に学ぶ「五常の教え」』は、中国の哲学者である孔子の教えの一つである「五常」について解説した書籍です。

五常とは、仁・義・礼・智・信の5つの徳目であり、人間が持つべき基本的な道徳観念を表しています。

『孔子に学ぶ「五常の教え」』は、五常の教えを初めて学ぶ人でも理解しやすく、日常生活に役立つ内容が含まれています。

また、孔子の教えを深く学びたい人にとっても、重要な概念である五常について理解を深めるための一冊となっています。

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