
この記事では、『田中角栄の名言』を厳選して紹介しています。
田中角栄の名言には「とにかく、人の悪口をいったり、自分が過去に犯した過ちを反省せずに、自分がすべて正しいとする考え方は、国のなかでも外でも通用しない。」や「約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。」など、心に響く名言が多数あります。
日本の政治家で、1970年代に首相・自民党総裁として日中国交正常化を実現した、田中角栄の名言をご堪能ください。
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目次
田中角栄はどんな人物?
名前:田中角栄(たなか かくえい)
誕生:1918年
没年:1993年
国籍:日本(新潟県生まれ)
職業:政治家
名言:「とにかく、人の悪口をいったり、自分が過去に犯した過ちを反省せずに、自分がすべて正しいとする考え方は、国のなかでも外でも通用しない。」「約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。」など
田中角栄は日本の政治家で、1972年から1974年まで首相・自民党総裁を務め、日中国交正常化を実現しました。
「日本列島改造論」という政策を打ち出し、狂乱物価を招きました。
ロッキード事件で実刑判決を受けたものの、その後も政界で隠然たる影響力を持ち続けました。
田中角栄の名言39選【心に響く名言|人生・お金・政治・悪口・人間・スピーチ】
ここからは、田中角栄の名言を厳選して紹介していきます。
とにかく、人の悪口をいったり、自分が過去に犯した過ちを反省せずに、自分がすべて正しいとする考え方は、国のなかでも外でも通用しない。
田中角栄の名言
評論家は政治家の悪口を言うのが商売。政治家は評論家に悪口を言われるのが商売。
田中角栄の名言
約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。
田中角栄の名言
政治は数であり、数は力、力は金だ。
田中角栄の名言
人生は、すべて「間」だ。お前みたいに一本調子、直進しようとするだけでは何も前に進まない。「間」の取れない奴はどうしようもないぞ。
田中角栄の名言
自ら逃げていくものはしようがないが、自分がひとたび面倒を見たものは、最後まで面倒を見つづけるというのが俺の人生観なんだ。
田中角栄の名言
君達ね、自分の置かれている立場を有り難てェことだと思わんとダメですよ。寝言を言ったり不満ばかり言っている奴は、人生終わるまで不満を抱き続ける人間になるぞ。社会が悪い、政治が悪いなんて言って、一体何があるんだ。人に貢献できるようになってから言うべきじゃ。
田中角栄の名言
時間の守れん人間は何をやってもダメだ。
田中角栄の名言
人間は自分より美男子でない、頭の悪いのが可愛いということです。
田中角栄の名言
自分の物差しばかりでものを云っちゃいかんということだ。世の中には、人の為に働かないで、文句ばかり言う横着な人間が少なくない。こういうのはダメだ。使いものにならない。
田中角栄の名言
世の中には、会って話をし、付き合えば、その人間がよくわかるのに、知らないまま食わず嫌い、毛嫌いしている場合が多い。互いに自戒すべきことだよ。
田中角栄の名言
皆、僕のことを逆境に強いと言うが、必ずしもそうでない。ただ、逃げ出すことはしないということだ。じっとしていて、吹雪のときはしばし待つ。雪は人間を全部、運命論者に変える。
田中角栄の名言
若い君が本当に思っていることを話せばよい。借り物はダメだ。百姓を侮ってはいけない。小理屈で人間は動かないことを知れ。
田中角栄の名言
人間は、やっぱり出来損ないだ。みんな失敗もする。その出来損ないの人間そのままを愛せるかどうかなんだ。政治家を志す人間は、人を愛さなきゃダメだ。東大を出た頭のいい奴はみんな、あるべき姿を愛そうとするから、現実の人間を軽蔑してしまう。それが大衆軽視につながる。それではダメなんだ。そこの八百屋のおっちゃん、おばちゃん、その人たちをそのままで愛さなきゃならない。そこにしか政治はないんだ。政治の原点はそこにあるんだ。
田中角栄の名言
僕は運だけでここまで来た。人間の一生というのは、結局、運だ。実力があり、いくら自分が自負してもダメなものはダメ。努力、努力。努力と根気と勉強。こういったものが、運を捕らえるきっかけになる。
田中角栄の名言
念仏を百万遍唱えても実行、実現しなければ意味がない。
田中角栄の名言
偉くなるには大将のふところに入ることだ。大将は権力そのものだ。だから、そのふところに入れば、あらゆる動きがすべて見える。それがわかればムダな手間がはぶかれ、ボタンのかけ違いもなくなる。
田中角栄の名言
確かにノーというのは勇気がいる。しかし、逆に信頼度はノーで高まる場合もある。ノーとイエスははっきり言ったほうが、長い目で見れば信用されるということだ。
田中角栄の名言
仕事をすれば、批判、反対があって当然。何もやらなければ、叱る声も出ない。私の人気が悪くなったら、ああ田中は仕事をしているんだと、まぁこう思っていただきたい。
田中角栄の名言
自分が今のところまで来たのは、自分から求めるよりも、周りから与えられたものに忠実だったから、と云った方が当たっている。与えられた仕事に全力を尽くすことが、新しい場面を開く結果になるものだ。
田中角栄の名言
赤坂、柳橋、新橋でも、料亭の女将で店を大きくするのはどんな奴かわかるか。仲居上がり、女中頭上がりだ。芸者や板場を立てて、見事に大きくする。ダメなのは芸者上がり。
田中角栄の名言
分かったようなことを言うな。気の利いたことを言うな。そんなものは聞いている者は一発で見抜く。借り物でない自分の言葉で、全力で話せ。そうすれば、初めて人が聞く耳を持ってくれる。
田中角栄の名言
好むと好まざるとに関わらず、たたなければならない時がある。総理という職責は、なりたいと思ってもなれない。なりたくないと思っていても、やらなければならない時があるんだよ。
田中角栄の名言
功は焦らなくても良い。自分に実力がありさえすれば、運は必ず回って来る。
田中角栄の名言
いやなことは、その日のうちに忘れろ。自分でどうにもならんのにクヨクヨするのは阿呆だ。
田中角栄の名言
できるだけ敵を減らしていくこと。世の中は、嫉妬とソロバンだ。
田中角栄の名言
結論が出たらすぐに実行するのが、私の流儀だ。決断と実行。
田中角栄の名言
政治家にはオール・オア・ナッシングというのはない。まず最善手を指し、次善、三善の策を考えることだ。
田中角栄の名言
ウソはつくな。すぐばれる。気の利いたことは云うな。後が続かなくなる。そして何より、自分の言葉でしゃべることだ。
田中角栄の名言
どんな境遇におかれて辛い思いをしても、天も地も人も恨まない。
田中角栄の名言
会議の長さは出席者数の二乗に比例し、会議の成果は出席者数の二乗に反比例する。
田中角栄の名言
権力の中枢は空洞だ。
田中角栄の名言
食って、寝て、嫌なことは忘れることが一番。
田中角栄の名言
人は実感したものを信用する。
田中角栄の名言
カネというものはチマチマ使うより、ここぞというときは一気に使え。その方が、効果は何倍も大きい。
田中角栄の名言
どんな話でも、ポイントは結局ひとつだ。そこを見抜ければ、物事は3分あれば片付く。
田中角栄の名言
決断力は、情報力によって支えられる。単なる直感だけでは、見通しを誤る。
田中角栄の名言
国の方向を示すのが政治家の役目だ。それが出来なければ役人以下だ。
田中角栄の名言
困ったらいつでもこいよ。
田中角栄の名言
俺の目標は、年寄りも孫も一緒に、楽しく暮らせる世の中をつくることなんだ。
田中角栄の名言
初めに結論を言え。理由は、三つに限定しろ。
田中角栄の名言
人の喜び事はとくに励ましてやる必要はない、本人が幸せなんだから。むしろ苦境、悲しみのさなかにあるとき、力になってやるべき。
田中角栄の名言
最近の議員の資質はなかなかの優等生だが、独創性、エネルギー、統率力といったものが欠けている。内外の情勢は教授会のような議論は許さないんだが。
田中角栄の名言
世の中は白と黒ばかりではない。敵と味方ばかりでもない。真ん中にグレーゾーンがあり、そこが一番広い。天下というものは、このグレーゾーンを味方につけなければ決して取れないのだ。
田中角栄の名言
政治家は発言に、言っていい事・悪い事、言っていい人・悪い人、言っていい時・悪い時、に普段から気を配らなければならない。
田中角栄の名言
私はメシも仕事も早い。一生の間、理想を追っても結論を見いだせないような生き方はキライだ。すべてのことにタイム・リミットを置いて、可能な限りの努力をするタイプなんだ。
田中角栄の名言
身内のことを知りなさい。身内のことも知らないで一人前の口をきくな。そして身内のために汗を流せ。損して得を取れ。手柄は先輩や仲間に譲れ。そうすればお前、めんこがられて、好かれるぞ。
田中角栄の名言
政治とは自分たちがメシが食えない、子供を大学にやれない状態から抜け出すことを先決に考えねばならん。理想よりも現実だ。政治とは生活だ。
田中角栄の名言
大臣なんて、なろうと思えば誰にでもなれる。だが、総理総裁は、なろうと思ってなれるものではない。天の運というものがある。すべての準備をととのえて、公選の前日に車に撥ねられる、ということもある。
田中角栄の名言
結婚式は欠席しても後でいくらでもおつきあいができるが、葬式は長いあいだお世話になった人との最後のお別れなんだ。人の道がわからなければ、ろくな政治家になれない。
田中角栄の名言
田中角栄の本・関連書籍を紹介
ここからは、田中角栄のおすすめの本や関連書籍を紹介します。
田中角栄の本おすすめ①:田中角栄 頂点をきわめた男の物語 オヤジとわたし

田中角栄 頂点をきわめた男の物語 オヤジとわたし (PHP文庫)
『田中角栄 頂点をきわめた男の物語 オヤジとわたし』は、著者が息子の視点から見つめた田中角栄の人物像を描いた回想録です。
豪放磊落な政治家としての姿だけでなく、家族を思う父親としての一面や、人を惹きつける人間的魅力が率直に語られています。
成功の裏にあった努力や孤独、信念が浮き彫りになり、昭和政治の象徴を身近に感じられる読み物となっています。
田中角栄の本おすすめ②:田中角栄 100の言葉

田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得
『田中角栄 100の言葉』は、戦後日本を代表する政治家・田中角栄の発言を厳選し、人生観と仕事観を浮き彫りにした一冊です。
決断力、行動力、人を動かす覚悟など、言葉の端々に現場主義と庶民感覚が息づいています。
成功と挫折の両方を知る人物だからこそ語れる重みがあり、現代を生きる私たちに挑戦する勇気と実践のヒントを与えてくれます。
田中角栄の本おすすめ③:復刻版 日本列島改造論

復刻版 日本列島改造論
『復刻版 日本列島改造論』は、田中角栄が首相就任前に示した国家構想をまとめた政策論です。
高速交通網の整備や地方分散型の国土開発を掲げ、東京一極集中の是正と地域の自立的成長を目指しました。
大胆な発想と強い実行意志が当時の日本に衝撃を与え、賛否を巻き起こします。
戦後日本の進路を考える上で欠かせない視座を提供する本書は、今なお議論を促します。
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