
この記事では、『メルロ・ポンティの名言』を厳選して紹介しています。
メルロ・ポンティの名言には「私たちは世界を知覚することで、世界の一部となる。」や「本当の哲学とは、世界の見方をもう一度学び直すことである。」など、心に響く名言が多数あります。
フランスの哲学者で、新たな知覚や身体性の現象学を切り拓いた、メルロ・ポンティの名言をご堪能ください。
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目次
メルロ・ポンティはどんな人物?
名前:メルロ・ポンティ(Maurice Merleau-Ponty)
誕生:1908年
没年:1961年
国籍:フランス
職業:哲学者
名言:「私たちは世界を知覚することで、世界の一部となる。」「本当の哲学とは、世界の見方をもう一度学び直すことである。」など
ソクラテスは古代ギリシアの哲学者で、生涯にわたり善美・徳・真理を追究メルロ・ポンティはフランスの哲学者で、フッサールの現象学を基礎にして、ゲシュタルト心理学を媒介しながら、新たな知覚や身体性の現象学を切り拓きました。
メルロ・ポンティの著書には「知覚の現象学」「意味と無意味」「見えるものと見えないもの」などがあります。
メルロ・ポンティの名言26選【心に響く名言|哲学・身体・世界・知覚】
ここからは、メルロ・ポンティの名言を厳選して紹介していきます。
我々は、自分の身体を通して世界の中に存在している。
メルロ・ポンティの名言
ーC’est par mon corps que je suis au monde.
本当の哲学とは、世界の見方をもう一度学び直すことである。
メルロ・ポンティの名言
ーLa vraie philosophie est de réapprendre à voir le monde.
私たちは世界を知覚することで、世界の一部となる。
メルロ・ポンティの名言
身体は私たちが世界を知覚するための媒介である。
メルロ・ポンティの名言
身体は主体であり客体でもある。私たちは身体を持つと同時に、身体そのものである。
メルロ・ポンティの名言
知覚する心は身体化された心である。
メルロ・ポンティの名言
私が見るためには、私自身もまた見られる存在でなければならない。
メルロ・ポンティの名言
ーPour que je puisse voir, il faut que je sois visible.
私の身体は、ただの物体のひとつではなく、世界を見るための私自身の視点である。
メルロ・ポンティの名言
ーMon corps n’est pas un objet parmi les autres objets, mais mon point de vue sur le monde.
世界を生み出すのは、問いそのものである。
メルロ・ポンティの名言
ーC’est la question qui crée le monde.
言葉は、身振りの意味を受け継ぎ、完成させる。
メルロ・ポンティの名言
ーLa parole hérite et achève la signification du geste.
他者のまなざしは私を物として固めるのではなく、私の中の人間性を呼び覚ます。
メルロ・ポンティの名言
ーLe regard d’autrui ne me fige pas en objet, mais éveille en moi l’humanité.
知覚されたものは、決して部分の単なる総和ではない。
メルロ・ポンティの名言
ーLe perçu n’est jamais la somme de ses parties.
私たちは、世界へと“運命づけられて”いる。
メルロ・ポンティの名言
ーNous sommes condamnés au monde.
見るということは、まるで十字路でのように、存在のすべての象面が出会うことなのである。
メルロ・ポンティの名言
見ることは、世界との交流であり、ただの受動的な行為ではない。
メルロ・ポンティの名言
芸術は目に見えるものを通じて目に見えないものを表現する。
メルロ・ポンティの名言
言葉は私たちの思考を形作る肉体的な表現である。
メルロ・ポンティの名言
私は私の身体である。
メルロ・ポンティの名言
世界は私に語りかけてくる。
メルロ・ポンティの名言
知覚は、思考よりも先にある。
メルロ・ポンティの名言
哲学とは、みずからの始点が更新されてゆく経験のことである
メルロ・ポンティの名言
哲学とはおのれ自身の端緒が更新されていく経験である
メルロ・ポンティの名言
知覚体験に戻ると、科学は主観性の外見を構築することにしか成功していないことがわかります。体験がすでに意味のある全体であるところに、感覚を物として導入しています。
メルロ・ポンティの名言
私は、知覚されたものと一致する限り、つまりこの知覚されたものが客観的な世界の中に居場所を失う限り、そしてそれが私にとって何を意味しない限り、知覚するのです。
メルロ・ポンティの名言
純粋な印象は、単に発見不可能であるだけでなく、不可知であり、したがって知覚の一瞬として考えられることはありません。
メルロ・ポンティの名言
セザンヌが求めていたのは、生まれつつある秩序、自ら形を成していく対象、そして未加工のままの“野生の知覚”である。
メルロ・ポンティの名言
ーCe que Cézanne cherchait, c’est cet ordre naissant, cet objet qui s’organise de lui-même, cette perception à l’état sauvage.
メルロ・ポンティの本・関連書籍を紹介
ここからは、メルロ・ポンティのおすすめの本や関連書籍を紹介します。
メルロ・ポンティの本おすすめ①:知覚の現象学 1・2

知覚の現象学 1

知覚の現象学 2
『知覚の現象学』は、モーリス・メルロ=ポンティが「世界を知るとは何か」という根源的な問いに挑んだ哲学的大著です。
感覚を受け取る受動的存在ではなく、身体を通して世界に関わり、意味を生成する主体としての人間像を提示します。
知覚は判断の前にすでに世界と結びついており、身体こそ思考の土台であると論じます。
心身二元論を超え、人間と世界のつながりを新たに理解できる書籍です。
メルロ・ポンティの本おすすめ②:見えるものと見えないもの

見えるものと見えないもの――付・研究ノート 【新装版】
『見えるものと見えないもの』は、メルロ=ポンティ晩年の思索をまとめた未完の主著で、知覚と存在の根源構造を探る哲学的探究です。
世界は「見えるもの」として与えられるだけでなく、その背後に「見えないもの」が織り込まれ、両者が相互に開かれながら成り立つと論じます。
身体と世界の“交差=絡み合い(キアスム)”という概念によって、人間の経験を新たに捉え直す重要な一冊です。
メルロ・ポンティの本おすすめ③:精選 シーニュ

精選 シーニュ (ちくま学芸文庫)
『精選 シーニュ』は、メルロ=ポンティが生涯を通じて発表したエッセイや講演、草稿を精選した思想のエッセンス集です。
芸術、文学、政治、科学など多様なテーマを扱いながら、人間の知覚・言語・身体を軸に世界の捉え方を深く探究します。
断片的な文章の中に、彼の哲学の中核である「身体性」「表現」「世界との関係性」が鮮やかに浮かび上がり、主要著作を理解するための最良の入門書となっています。
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