
この記事では、『ソシュールの名言』を厳選して紹介しています。
ソシュールの名言には「言語において重要なのは、差異だけである。」や「言葉の豊かさは思考の豊かさに直結する」など、心に響く名言が多数あります。
スイスの言語学者で、科学的言語研究の基礎を築いた、ソシュールの名言をご堪能ください。
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目次
ソシュールはどんな人物?
名前:ソシュール(Ferdinand de Saussure)
誕生:1857年
没年:1913年
国籍:スイス
職業:言語学者
名言:「言語において重要なのは、差異だけである。」「言葉の豊かさは思考の豊かさに直結する」など
ソシュールはスイスの言語学者で、ジュネーヴ大学での講義をもとに死後に編集・出版された「一般言語学講義」(1916年刊行)は構造主義の理論的出発点となっています。
言語研究の関心を従来の歴史的研究から体系性・構造性の研究へと転換させ、今日の科学的言語研究の基礎を築きました。
ソシュールの名言4選【心に響く名言|言葉が先・差異・思想・一般言語学講義】
ここからは、ソシュールの名言を厳選して紹介していきます。
言語において重要なのは、差異だけである。
ソシュールの名言
言語は相違のみからなる体系である。
ソシュールの名言
言葉の豊かさは思考の豊かさに直結する。
ソシュールの名言
あらかじめ確立された観念は存在せず、言語の出現以前には何ひとつ判明なものはない。
ソシュールの名言
ソシュールの本・関連書籍を紹介
ここからは、ソシュールのおすすめの本や関連書籍を紹介します。
ソシュールの本おすすめ①:新訳 ソシュール 一般言語学講義

新訳 ソシュール 一般言語学講義
『新訳 ソシュール 一般言語学講義』は、近代言語学の基礎を築いたフェルディナン・ド・ソシュールの思想をまとめた講義録です。
言語を個人の発話ではなく社会的な体系として捉え、「ラング」と「パロール」、「共時態」と「通時態」、「記号表現と意味内容」といった概念を提示します。
本書は、言語を構造として分析する視点を確立し、構造主義思想全体に大きな影響を与えた画期的著作です。
ソシュールの本おすすめ②:ソシュールを読む

ソシュールを読む (講談社学術文庫)
『ソシュールを読む』は、『一般言語学講義』を中心に、ソシュールの言語思想を丁寧に読み解く解説書です。
言語記号、ラングとパロール、共時態と通時態といった核心概念を原典に即して再検討し、通説的理解の誤解や限界を明らかにします。
本書は、構造主義の出発点としてのソシュールを思想史的に位置づけ、その射程と現代的意義を深く考察した一冊です。
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