
この記事では、『マックス・ウェーバーの名言』を厳選して紹介しています。
マックス・ウェーバーの名言には「情熱なしにできることは、すべて無価値である。」や「二度読む価値のないものは、一度読む価値もない。」など、心に響く名言が多数あります。
ドイツの社会学者・経済学者で、経済行動や宗教現象の社会学的理論の分野を開拓し、社会科学界に大きな影響を与えた、マックス・ウェーバーの名言をご堪能ください。
本記事は広告を含みます。
目次
マックス・ウェーバーはどんな人物?
名前:マックス・ウェーバー(Max Weber)
誕生:1864年
没年:1920年
国籍:ドイツ
職業:社会学者・経済学者
名言:「情熱なしにできることは、すべて無価値である。」「二度読む価値のないものは、一度読む価値もない。」など
マックス・ウェーバーはドイツの社会学者・経済学者で、リッカートらの影響を受け、経済行動や宗教現象の社会学的理論の分野を開拓しました。
「理念型論」を提唱し、社会科学界に大きな影響を与えました。
近代資本主義の成立とプロテスタンディズムの関係を明らかにし、政治については心情倫理と区別された責任倫理を説きました。
マックス・ウェーバーの著作には「経済と社会」「プロテスタンディズムの倫理と資本主義の精神」「職業としての政治」などがあります。
マックス・ウェーバーの名言26選【心に響く名言|政治・人生・情熱・価値】
ここからは、マックス・ウェーバーの名言を厳選して紹介していきます。
情熱なしにできることは、すべて無価値である。
マックス・ウェーバーの名言
人生の時間は、自分の召命を「確実にする」ためには、限りなく短くかつ貴重だ。
マックス・ウェーバーの名言
最初の教育者は空腹である。
マックス・ウェーバーの名言
思いつきは、働いているときにあらわれる。
マックス・ウェーバーの名言
二度読む価値のないものは、一度読む価値もない。
マックス・ウェーバーの名言
金銭は君主の中の君主である。
マックス・ウェーバーの名言
もしこの世の中で、不可能事を目指して粘り強くアタックしないようでは、およそ可能なことの達成も覚束ないというのは、まったく正しく、あらゆる歴史上の経験がこれを証明している。
マックス・ウェーバーの名言
生きることは病であり、眠りはその緩和剤、死は根本治療。
マックス・ウェーバーの名言
経験科学は何をすべきかを教えることはできず、ただ何をなし得るか、また事情によっては、何を意図しているかを教えられるだけである。
マックス・ウェーバーの名言
学問上の「達成」は常に新しい「問題提出」を意味する。それは他の仕事によって「うち破られ」、時代遅れとなることを自ら欲するのである。学問に生きる者はこの事に甘んじなければならない。
マックス・ウェーバーの名言
自己を滅しておのれの課題に専心する人こそ、その仕事の価値の増大とともにその名を高める結果を得る
マックス・ウェーバーの名言
その国の政府は、その国に生きる人の鏡である。
マックス・ウェーバーの名言
政治にとって決定的な手段は暴力である。
マックス・ウェーバーの名言
国家とは正統暴力を独占する共同体だ。
マックス・ウェーバーの名言
政治家に必要な資質は、情熱、責任感、判断力である。
マックス・ウェーバーの名言
最高の官僚は最悪の政治家である。
マックス・ウェーバーの名言
政治家は政治のために生きていくか、政治によって生計を立てるか、どちらかだ。
マックス・ウェーバーの名言
政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である。
マックス・ウェーバーの名言
現代は合理化と脱魔術化が進んだ時代。
マックス・ウェーバーの名言
正直は信用を産むから有益である。 時間の正確さ、勤勉、質素も同じである。
マックス・ウェーバーの名言
理想的な官僚とは、憤怒も不公平もなく、さらに憎しみも激情もなく、愛も熱狂もなく、ひたすら義務に従う人間のことである。
マックス・ウェーバーの名言
農民一揆は、農民の境遇が最も圧迫されているときには勃発するものではなく、それとは反対に、農民がある程度の自覚を持つにいたったときに発生する。
マックス・ウェーバーの名言
官僚制的行政は、知識によって大衆を支配する。 専門知識と実務知識、そしてそれを秘密にすることで優越性を高める。
マックス・ウェーバーの名言
精神のない専門家、心情のない享楽家、この無の者は、かつて達せられたことのない段階にまで登り詰めたと自惚れている。
マックス・ウェーバーの名言
暴力を用いて地上に絶対的正義を樹立しようとする者は、手下という人間的「装置」を必要とする。
マックス・ウェーバーの名言
権力の分け前にあずかり、権力の配分関係に影響を及ぼそうとする努力。
マックス・ウェーバーの名言
マックス・ウェーバーの本・関連書籍を紹介
ここからは、マックス・ウェーバーのおすすめの本や関連書籍を紹介します。
マックス・ウェーバーの本おすすめ①:プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

プロテスタンティズムの 倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は、社会学者マックス・ウェーバーが近代資本主義の成立背景を宗教思想から分析した代表的著作です。
カルヴァン派を中心とする禁欲的プロテスタント倫理が、勤労を使命と捉える価値観や合理的経済行動を生み出した過程を、歴史的・思想的に明らかにしています。
本書は、経済現象を文化や精神の次元から読み解く視座を提示し、現代社会を理解するための基本文献として高く評価されています。
マックス・ウェーバーの本おすすめ②:職業としての政治

職業としての政治 (岩波文庫)
『職業としての政治』は、社会学者マックス・ウェーバーが政治に携わる者の本質と責任を論じた講演録です。
政治を「権力への志向」と捉え、信念倫理と責任倫理の緊張関係を通して、指導者に求められる覚悟と判断力を明確に示しています。
本書は、理想と現実の狭間で行動する政治の厳しさを描き出し、現代においても政治と公共性を考えるための重要な指針を与える著作です。
そのほかの偉人の名言はこちらをどうぞ。
⇒偉人の名言一覧

