
この記事では、『福沢諭吉の名言』を厳選して紹介しています。
福沢諭吉の名言には「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。」や「人生、万事、小児の戯れ。」など、心に響く名言が多数あります。
日本の思想家・教育家で、慶応義塾を創設し、数多くの名著も世に残した、福沢諭吉の名言をご堪能ください。
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目次
福沢諭吉はどんな人物?
名前:福沢諭吉(ふくざわ ゆきち)
誕生:1834年
没年:1901年
国籍:日本
職業:思想家・教育家
名言:「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。」「人生、万事、小児の戯れ。」など
福沢諭吉は日本の思想家・教育家で、豊前中津藩士の子として生まれ、緒方洪庵に蘭学を学び、江戸に洋学塾を開きました。
幕府に用いられ、その使節に随行して三回欧米に渡り、明治維新後は政府に仕えず民間で活動し、1868年に塾を慶応義塾と改名しました。
明六社にも参加し、1882年に「時事新報」を創刊。独立自尊と実学を鼓吹し、のちに脱亜入欧・官民調和を唱えました。
福沢諭吉の著作には「西洋事情」「世界国尽」「学問のすゝめ」「文明論之概略」「脱亜論」「福翁自伝」などがあります。
福沢諭吉の名言38選【心に響く名言|人の上に・仕事・人生・心訓】
ここからは、福沢諭吉の名言を厳選して紹介していきます。
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。
福沢諭吉の名言
人生は芝居のごとし、上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。とかく、あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。
福沢諭吉の名言
自ら労して自ら食うは、人生独立の本源なり。
福沢諭吉の名言
人生、万事、小児の戯れ。
福沢諭吉の名言
結婚は人生の重大事なれば、配偶の選択は最も慎重ならざるべからず。
福沢諭吉の名言
行為する者にとって、行為せざる者は最も過酷な批判者である。
福沢諭吉の名言
進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。
福沢諭吉の名言
今日も、生涯の一日なり。
福沢諭吉の名言
学問は米をつきながらも出来るものなり。
福沢諭吉の名言
空想はすなわち実行の原案
福沢諭吉の名言
信の世界に偽詐多く、疑の世界に真理多し。
福沢諭吉の名言
未だ試みずして、先ず疑うものは、勇者ではない。
福沢諭吉の名言
学問の本趣意は、読書に非ず、精神の働きに在り。
福沢諭吉の名言
賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによって出来るものなり。
福沢諭吉の名言
自由と我儘(わがまま)との界は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。
福沢諭吉の名言
人は他人に迷惑を掛けない範囲で自由である
福沢諭吉の名言
自分の悪かったことに気が付いて改めるというのは立派なことだ。
福沢諭吉の名言
浮世を棄つるは、即ち、浮世を活発に渡るの根本なると知るべし。
福沢諭吉の名言
難きを見て為さざるは、丈夫の志にあらず。
福沢諭吉の名言
読書は学問の術であり、学問は事業の術である。
福沢諭吉の名言
活用なき学問は、無学に等しい。
福沢諭吉の名言
一家は習慣の学校なり。父母は習慣の教師なり。
福沢諭吉の名言
自分の考えだけで、他人を評価してはならない。
福沢諭吉の名言
世の中で一番尊いことは、人のために奉仕し、決して恩にきせないことです。
福沢諭吉の名言
世の中で一番美しいことは、すべての物に愛情をもつことです。
福沢諭吉の名言
ペンは剣よりも強し。
福沢諭吉の名言
政治は悪さ加減の選択である。
福沢諭吉の名言
独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり。
福沢諭吉の名言
人間は、負けるとわかっていても、戦わねばならない時がある。だから、たとえ負けても勝っても、男子は男子なり。勝負をもって人物を評することなかれ。
福沢諭吉の名言
一度、学問に入らば、大いに学問すべし。農たらば大農となれ、商たらば大商となれ。
福沢諭吉の名言
社会共存の道は、人々自ら権利をまもり幸福を求むると同時に、他人の権利幸福を尊重し、いやしくもこれを侵すことなく、もって自他の独立自尊を傷つけざるにあり。
福沢諭吉の名言
人は、生まれながらに、貴賤貧富の別なし。ただ、良く学ぶ者は、貴人となり、富人となり、そして、無学なる者は、貧人となり、下人となる。
福沢諭吉の名言
顔色容貌の活溌愉快なるは人の徳義の一箇条にして、人間交際において最も大切なるものなり。
福沢諭吉の名言
私は軽蔑されて侮辱されても、その立腹を他に移して他人を辱めることはどうしてもできない。
福沢諭吉の名言
家の美風その箇条は様々なる中にも、最も大切なるは家族団欒、相互にかくすことなき一事なり。
福沢諭吉の名言
親子だというても、親は親、子は子だ。その子の為に節を屈して子に奉公しなければならぬということはない。
福沢諭吉の名言
妊娠中に母を苦しめ、生れて後は三年父母の懐を免れず、その洪恩は如何と言えり。
福沢諭吉の名言
男子たるものには、物をむさぼることよりずっと大切なものがあるはずだ。それは、大志を持ち、それに向かって突き進むことである。
福沢諭吉の名言
福沢諭吉の本・関連書籍を紹介
ここからは、福沢諭吉のおすすめの本や関連書籍を紹介します。
福沢諭吉の本おすすめ①:学問のすゝめ

学問のすゝめ (岩波文庫)
『学問のすゝめ』は、福沢諭吉が明治初期に著した、日本人の精神的独立と近代社会の礎を説く書です。
人は皆、生まれながらにして平等だが、学問の有無によって生活の差が生まれるとし、学ぶことで自立し、国を支える力となるべきだと説きます。
封建的な身分意識からの脱却、民主主義的価値観の重要性を示し、日本の近代化に大きな影響を与えた名著です。
福沢諭吉の本おすすめ②:新訂 福翁自伝

新訂 福翁自伝 (岩波文庫 青 102-2)
『新訂 福翁自伝』は、福沢諭吉が自身の生涯を振り返り、誕生から明治初期までの経験を記した自伝です。
幼少期の貧しい環境、蘭学への傾倒、黒船来航による海外渡航、慶應義塾創設など、近代日本の形成に関わる道のりを生き生きと描写。
身分制度への反発や実学重視の思想が形成される過程も明かされ、福沢の人間像と時代背景を深く理解できる一冊です。
福沢諭吉の本おすすめ③:文明論之概略

文明論之概略 (岩波文庫 青 102-1)
『文明論之概略』は、福沢諭吉が文明の本質と日本の進むべき道を論じた代表的著作です。
文明を「人々の独立と自由を保障する社会状態」と定義し、西洋文明の進歩の理由を分析。
日本が近代国家として発展するには、個人の自立心と実学の普及、社会制度の改革が不可欠であると説きます。
封建的慣習を批判し、国民が主体的に文明を築く重要性を強調した、近代日本思想の基盤となる書です。
福沢諭吉の本おすすめ④:西洋事情

西洋事情
『西洋事情』は、福沢諭吉が幕末から明治初期にかけて見聞した欧米社会の政治・経済・文化・教育制度などを紹介した書です。
西洋諸国の近代的な制度や生活様式を詳細に記述し、当時の日本人に未知の世界の実態を伝えることで、日本の近代化への理解と意識改革を促しました。
民主的な政治制度、科学技術、社会の合理性などを解説し、日本が進むべき方向を示した啓蒙的な報告書として大きな影響を与えました。
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