武田信玄の名言22選【心に響く名言|人は城・為せば成る・戦】

武田信玄 名言

この記事では、『武田信玄の名言』を厳選して紹介しています。

武田信玄の名言には「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり。」「為せば成る。為さねば成らぬ成る業を成らぬと捨つる人のはかなき。」など、心に響く名言が多数あります。

戦国時代の武将で、甲斐国主として近傍諸国を攻略し、数々の武将に影響を与えた、武田信玄の名言をご堪能ください。

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武田信玄はどんな人物?

名前:武田信玄(たけだ しんげん)
誕生:1521年
没年:1573年
国籍:日本
職業:武将
名言:「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり。」「為せば成る。為さねば成らぬ成る業を成らぬと捨つる人のはかなき。」など

武田信玄は戦国時代の武将で、武田信虎の息子、名は晴信、信玄は法名です。

1541年に父を追放して甲斐国主となり、民政・領国開発に力を入れ、甲州法度を定めました。

近傍諸国を攻略し、上杉謙信と川中島で数回戦いました。

上洛を志し、織田信長と雌雄を決しようとして三河の野田城攻囲中に病になり、伊那駒場で亡くなりました。

武田信玄の名言22選【心に響く名言|人は城・為せば成る・戦】

ここからは、武田信玄の名言を厳選して紹介していきます。

人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり。

武田信玄の名言

為せば成る。為さねば成らぬ成る業(わざ)を成らぬと捨つる人のはかなき。

武田信玄の名言

風林火山。疾(と)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し。

武田信玄の名言

自分のしたいことより、嫌なことを先にせよ。この心構えさえあれば、道の途中で挫折したり、身を滅ぼしたりするようなことはないはずだ。

武田信玄の名言

人間にとって学問は、木の枝に繁る葉と同じだ。

武田信玄の名言

一日ひとつずつの教訓を聞いていったとしても、ひと月で三十か条になるのだ。これを一年にすれば、三百六十か条ものことを知ることになるのではないか。

武田信玄の名言

もう一押しこそ慎重になれ。

武田信玄の名言

大将たる者は、家臣に慈悲の心をもって接することが、最も重要である。

武田信玄の名言

負けまじき軍に負け、亡ぶまじき家の亡ぶるを、人みな天命と言う。それがしに於いては天命とは思はず、みな仕様の悪しきが故と思うなり。

武田信玄の名言

戦いは四十歳以前は勝つように、四十歳からは負けないようにすることだ。ただし二十歳前後は、自分より小身の敵に対して、負けなければよい。勝ちすぎてはならない。将来を第一に考えて、気長に対処することが肝要である。

武田信玄の名言

戦いは五分の勝利をもって上となし、七分を中となし、十分をもって下となる。五分は励みを生じ、七分は怠りを生じ、十分はおごりを生ず。

武田信玄の名言

勝敗は六分か七分勝てば良い。八分の勝ちはすでに危険であり、九分、十分の勝ちは大敗を招く下地となる。

武田信玄の名言

武将が陥りやすい三大失観。一、分別あるものを悪人と見ること。一、遠慮あるものを臆病と見ること。一、軽躁なるものを勇剛と見ること。

武田信玄の名言

百人のうち九十九人に誉めらるるは、善き者にあらず。

武田信玄の名言

信頼してこそ人は尽くしてくれるものだ。

武田信玄の名言

渋柿は渋柿として使え。継木をして甘くすることなど小細工である。

武田信玄の名言

我、人を使うにあらず。その業を使うにあり。

武田信玄の名言

三度ものをいって三度言葉の変わる人間は、嘘をつく人間である。

武田信玄の名言

いくら厳しい規則を作って、家臣に強制しても、大将がわがままな振る舞いをしていたのでは、規則などあってなきがごとしである。人に規則を守らせるには、まず自身の言動を反省し、非があれば直ちに改める姿勢を強く持たねばならない。

武田信玄の名言

晴信(信玄)が定めや法度以下において、違反しているようなことがあったなれば、身分の高い低いを問わず、目安(投書)をもって申すべし。時と場合によって自らその覚悟をする。

武田信玄の名言

今後は、一人働きは無用である。足軽を預かっていながら独りよがりの行動をとれば、組の者は組頭をなくし、味方の勝利を失うことになるからだ。

武田信玄の名言

晴信(信玄)の弓矢は欲のためではなく、民百姓を安楽にするためだと民に知らせれば、わしが軍を進めるのを待ち望むようになる。

武田信玄の名言

武田信玄の本・関連書籍を紹介

ここからは、武田信玄のおすすめの本や関連書籍を紹介します。

武田信玄の本おすすめ①:新装版 武田信玄 風林火山


新装版 武田信玄 風の巻 (文春文庫)


新装版 武田信玄 林の巻 (文春文庫)


新装版 武田信玄 火の巻 (文春文庫)


新装版 武田信玄 山の巻 (文春文庫)

『新装版 武田信玄 風林火山』は、戦国最強の武将・武田信玄の生涯を壮大なスケールで描いた歴史大作です。

名将としての智謀と戦略、家臣との絆、そして宿敵・上杉謙信や織田信長との対峙を通じて、人間・武田信玄の魅力と苦悩が浮き彫りになります。

「風林火山」の旗印に象徴される迅速かつ冷徹な戦略眼と、民を思う政治的手腕を兼ね備えた武田信玄の生涯が、戦国乱世の緊迫感とともに描かれています。

武田信玄の本おすすめ②:武田三代 信虎・信玄・勝頼の史実に迫る


武田三代 信虎・信玄・勝頼の史実に迫る (PHP新書)

『武田三代 信虎・信玄・勝頼の史実に迫る』は、甲斐の戦国大名・武田家三代の実像を最新の史料から検証する一冊です。

豪胆な開国者・信虎、名将として名高い信玄、滅亡へと導かれた勝頼――それぞれの人物像を通して、戦国時代の権力構造や戦略の変遷を明らかにします。

従来の英雄・悲劇のイメージを超え、彼らの政治的判断や人間関係をリアルに描き出すことで、武田家の栄枯盛衰の真実に迫る内容となっています。

武田信玄の本おすすめ③:武田信玄と勝頼: 文書にみる戦国大名の実像


武田信玄と勝頼: 文書にみる戦国大名の実像 (岩波新書 新赤版 1065)

『武田信玄と勝頼: 文書にみる戦国大名の実像』は、戦国大名・武田信玄とその子・勝頼の実像を、発給文書や史料をもとに明らかにした研究書です。

武田信玄の巧みな政治手腕や軍事戦略、領国経営の実態を具体的に分析し、勝頼の治政も従来の「無能説」を超えて再評価します。

文書史料から浮かび上がるのは、理性的で制度的な統治を進めた二人の姿であり、戦国大名の政治文化と家中統制の実相を深く掘り下げた一冊です。

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